つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

#8 伝説のおぎちゃん古典授業

04.26.2023 - By おぎたまPlay

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新学期が始まってもうすぐ1か月。

古典の授業が本格的に始まって戸惑っている人、今年も古典に悩まされそうだと困っている人はいませんか?

おぎちゃんは国語、特に古典が大得意。現役高校生だったウン十年前、古典に迷える生徒たちを集めて

放課後の教室で古典の授業をしていたほどに(もちろん勝手に)。

「そういえば、おぎちゃんて何で古典を得意科目にできたの?」

「う〜ん、そもそも古典の勉強が辛いとか苦しいって思ったことなかったんよね」

「どういうこと??」

果たしてその本当の姿は…?

今、現在進行形で古典に苦しむ学生の皆さんのお力になることができれば、これ幸いです。

~時のしおり~

懐かしや、新学期(00:00)

悩める生徒を救った伝説の古典授業(02:20)

古典は言葉遣いがさっぱり分からん! (03:43)

登場人物を等身大の人間に「変換」してみる(06:40)

和歌を贈る=SNSで感動シェア(10:23)

文法は「謎解き」で解決(12:54)

音読で古典のリズムに馴染もう(19:03)

問題文を読む前にやるべきこと(23:55)

文学史は受験のヒント集(26:46)

おぎ流・古典を楽しむ4つの知恵(30:22)

●おぎ注

「~か知らむ」

:疑問の係助詞「か」+ラ行四段活用「知る」の未然形+推量の助動詞「む」の連体形。最後の推量の助動詞「む」が音便化して「~か知らん」と発音・表記され、その後「ん」が省略され「~かしら?」という現代語に変化。おたまがまれに「~かしらん」と言うので、おぎはその度にちょっとうれしくなる。

「や!危なし!」

:現代の若者が発する「やばい」の語源。「や!危うし!」→「や!危なし!」→「やばい!」と変化した。同時に「危険な状態だとハラハラする→ハラハラするとは心が動く→感動的に素晴らしい」というように意味合い、用法も変遷していった。今後どう変化していくのか、もしくは廃れていくのか。おぎが注視している言葉の一つ。

百人一首

:平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて、藤原定家が選んだとされる秀歌撰。時代、季節、男女、身分など、様々なジャンルを網羅している。音読することで古典のリズムをつかむのに最適。100首という切りの良い数字が達成感を満たしてくれる。

※おぎ注はイメージしやすいように大まかに説明しています。これをテストに書いてもマルは貰えませんのでご注意を!

※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。

※内容は諸説あります。

Twitter https://twitter.com/TUBONEnoANONE

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※配信の中でも話していますが、「こんな言葉の源流はこれ!」などというゆかしきネタをメッセージしていただけると泣いて喜びますし、張り切って回答しますし、友がたりします。

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