つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

光る君へ日記 第12回 「思いの果て」

03.25.2024 - By おぎたまPlay

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今回ようやく秋山実資(藤原実資・秋山竜次さん)が日記を書くシーンが登場しました!巻物に書きつけているということ、罫線が入っていることなど、まことに興味をそそられるシーンでした。ただ、書いた内容に怒り心頭、そして、佐々木宣孝(藤原宣孝・佐々木蔵之介さん)がこっそり挟み込んだ枕絵に脱力したのも事実です。

 また、妾の子である上地道綱(藤原道綱・上地雄介さん)が今回はいい働きをしました。「見ていたらわかる」という言葉は道綱にしか言えなかったセリフです。ただのスイーツ男子ではなかったことが証明された瞬間です。

 それにつけても「あれ?私たちが見ているのは大河じゃなかったっけ?」と多くの人が思うほど、今回も男女のもつれが描かれていたではありませんか!私は、柄本道長(藤原道長・柄本佑さん)が黒木倫子(源倫子・黒木華さん)様から目を逸らした瞬間を見逃しませんでしたよ!

 さあ、今夜もいつものつぼねにやってきて、友がたりをいたしましょう。

<今回配信の注意>

※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。

<おぎ注>

落窪物語:源氏物語よりも前の10世紀末ごろに書かれたとされる物語。継母にいじめられていた不遇な姫が王子様に見いだされるというシンデレラストーリー。

夕霧(ゆうぎり)と雲居雁(くもいのかり):光源氏の息子とその奥さん。浮気を疑った雲居雁が夕霧あての手紙を取り上げるシーンが源氏物語の中で描かれる。

玉鬘(たまかずら):光源氏の元カノ・夕顔の娘。母・夕顔亡き後女房に引き取られ、いろいろあって父である内大臣と再会する。

浮舟(うきふね):光源氏の息子・薫の恋人。母の再婚相手に冷遇される。

※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!

参考

「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/

・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます 

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pydpPvpWZy/

【ドラマをもっと楽しむコラム】をしへて!佐多芳彦さん ~現代とはいろいろと違う平安時代の貴族の結婚

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pJa2l39YYX/

【ドラマをもっと楽しむ歴史解説】君しるべ ~大宰府に左遷された明子の父・源高明

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/ppYkQ26kZg/

【用語集】第12回より 庚申待/大宰府ほか

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pn5aBgWdNn/

※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。

※内容は諸説あります。

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