つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

光る君へ日記 第9回「遠くの国」

03.04.2024 - By おぎたまPlay

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私たちは、今日は本当に立ち直れません。本当に。まさか、タイトルの「遠くの国」があちらの世界ことだったなんて!こんなことってありますか?まったく予想だにしなかったことで「鳥辺野へ・・・」というセリフを聞いた瞬間、吉田詮子様(藤原詮子/吉田羊さん)ばりに叫んでしまいましたよ。

 それにしても段田兼家(藤原兼家/段田安則さん)とユースケ清明(安倍晴明/ユースケ・サンタマリアさん)が巡らせた策があの時代と人々を動かし、大河という流れを作っていくのですね・・・。おぎの占いではなく妄想が半分くらい当たったので、密かに膝を打っておりました。

 今回もわれらが秋山実資(藤原実資/秋山竜次さん)がご出演あそばして、中島桐子様(桐子/中島亜里沙さん)に「私に言わないで!」と怒られていましたね。

 父のお役に立てて得意満面の玉置道兼(藤原道兼/玉置玲央さん)、岸田為時(藤原為時/岸谷五朗さん)がよその女の家に行っていることを張り付いた笑顔で語る信川いと(いと/信川清順さん)、馬にニケツするまひろと道長を走って追いかける矢部乙丸(乙丸/矢部太郎さん)と本多百舌彦(百舌彦/本多力さん)、そして今日も元気な小麻呂。

 それらを以てしても、立ち直れない回でした。

 今宵も放送直後につぼねに集い、思いの丈を友がたりいたします。

<今回配信の注意>

※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。

<おぎ注>

鳥辺野(とりべの):京の都の代表的な埋葬地の一つ。源氏物語では夕顔の遺体を埋葬する。

卯の刻:午前0時から午前3時の間の時間。

一念通天(いちねんつうてん):どんなことも一心に念じ続ければ必ず成就するということ。出典は『周易参同契(しゅうえきさんどうけい)』。

率先垂範(そっせんすいはん):人の先頭に立って模範を示すこと。出典は『史記』と『宋書』。

温故知新(おんこちしん):古いものを再び学び、新しい道理や知見を自ら見出し、自分のものとすること。出典は『論語』。

独学孤陋(どくがくころう):先生も友達も持たずに一人で学問をすると、見識が独りよがりになるからよくないということ。出典は『礼記』。

※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!

参考

「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/

・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます 

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pqBpEPVYJW/

【ドラマをもっと楽しむコラム】をしへて!佐多芳彦さん 平安貴族が恐れた穢れ

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pEnojb7bG6/

【用語集】第9回より 看督長(かどのおさ)/大学寮ほか

https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pP4X56ZXpP/

※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。

※内容は諸説あります。

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