相原茂の中国語閑談

【137】“出事”と“有事”

10.05.2018 - By 相原茂&朱怡穎Play

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大家好!

今回も混乱しやすい言葉“出事”と“有事”の意味と使い方を紹介します。

そもそも、日本語の中にも「有事」という言葉があって、

「戦争や事変など、非常の事態が起こること」という意味です。

では、日本語の「有事」と中国語の“有事”は同じ意味ですか。

違います! 「出来事」」の重さ・重要さが全然違います。

日本語の「有事」を「ゆうじ」と読めば,中国語の“出事”とまだ近いかもしれません。

こういう例があります:

・他家里出事了,请了两周的假。

・他家里有事,请了两天的假。

“出事”と“有事”によって、休み期間の長さが違いです。“出事”は大変なことが起きたのです。それにたいして “有事”はちょっとした用事ができたのです。

・“有事”(組)

 「用がある.」という意味です。

・“出事”(動)

「事故が発生する.事故を起こす.事が起きる.」という意味です。

例:出事了打110! Chūshì le dǎ yāo yāo líng!

もう一つ、“没事”がありまして、

これは“有事”の否定・反対語として使います。

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