テレビドラマクロニクル補足講義、第四回は、PLANETSのオンラインショップで『テレビドラマクロニクル 1990→2020』を購入した方への特典、特別電子書籍『テレビドラマクロニクル 2020→2021:コロナ禍の進行はテレビドラマをどう変えたか』について喋りました。
構造としては、山田風太郎の滝沢馬琴を主人公にした『八犬傳』に近い。
虚と実のパートがある。虚が山田風太郎による南総里見八犬伝のリメイク。実が作者の滝沢馬琴の物語で鶴屋南北や葛飾北斎も登場する。
『いだてん』の本編と志ん生パートの関係に近い。
他にイメージしたのは『ペストの記憶』
ただ、これは『100分de名著』で見ただけで本自体は読んでないのであくまで番組から受けたイメージ。ちなみにカミュの『ペスト』は読んだ。
・書いた動機。忘れてしまうことへの危機感。
・7〜8月くらいに2020年1月から4月ぐらいまでのことを思い出そうとしたら、あまりにいろいろなことがあったので思い出せなかった(そのこと自体にショックを受けた)。特に時系列が混乱していた。
・次から次へといろいろなことが起きるため、感覚が麻痺していき、慣れてしまうことへの警戒心みたいなもの。同時に記録しておかないと数年後に振り返った時にいろいろと改ざんされてしまう。そういう世界に生きているということがSNSを見ていると嫌というほど実感する。
気に入ってる原稿。
『ウォッチメン』
『野ブタ。をプロデュース』
『不要不急の銀河』
『MIU404』←ここで本書では一章につなげる予定だった。
#テレビドラマクロニクル
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