09.23.2022 - By 笹川日仏財団
ジョルジュ・ビゼーは、1838年、音楽家の両親のもとに一人息子として生まれ、熱心で厳格な音楽教育を受けました。わずが9才でバリ音楽院に入学を許され、19才で若手作曲家の登竜門である《ローマ大賞》を受賞するという早熟さを発揮します。
《ローマ大賞》によってもたらされた、家族から遠く離れたイタリアでの厳しい規律や規則のないこの滞在が、ビゼーにとって自由であることの幸福、彼を取り巻く自然の美しいさをを発見することとなります。
「カルメンを作曲したビゼーは、ここイタリアで生まれたのだ」(l'association Les Amis de Georges Bizet /ジョルジュ・ビゼー友の会)
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】ジョルジュ・ビゼー作曲『カルメン』より「序曲」「闘牛士の歌」 中田昌樹/指揮 マリアンヌ・デラカサグランド/メゾソプラノ 後田翔平/テノール 田中俊太郎/バリトン 岩永美稚子/ソプラノ 山陰フィルハーモニー管弦楽団/演奏
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団