02.03.2023 - By 笹川日仏財団
ヴァイオリン・ソナタのピアノパートといえば、ともすればヴァイオリン・ソロに従属的であることが多い中、フランクのソナタの場合、ソロに寄り添う場面もあるものの、そのピアノ・パートの音楽的な雄弁さは、ピアニストにとっても興味深いのでしょう。
その証左として、枚挙に暇(いとま)がないほど、歴代の名ヴァイオリニストと共に名ピアニストたちが録音を残しています。
ティボー/コルトー(1929年録音)
ハイフェッツ/ルービンシュタイン(1937年録音)
オイストラフ/リヒテル(1968年録音)
ギトリス/アルゲリッチ(1977年録音)
などなど...。因みに、コルトーはピアノ独奏用に自ら編曲しています。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】セザール・フランク作曲『ヴァイオリン・ソナタ』第四楽章 西崎崇子/ヴァイオリン イェネ・ヤンドー/ピアノ
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団