フレンチ・クラシック・カフェ

#88 モーツァルトが舞う-プーランク『ニ台のピアノのための協奏曲』

04.07.2023 - By 笹川日仏財団Play

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サン=サーンスがあまりに早熟だったため、” Petite Mozart “ (プティ・モザール/モーツァルトの再来)と呼ばれていた、と。

事程左様に、フランスでもモーツァルトは天才の象徴で、その音楽も単なるお手本というより、憧憬に近いようなものがあったのでしょう。

そして、サン=サーンスも、モーツァルトのパラフレーズ/トランスクリプション(transcription)いう手法で、その存在に近づこうとしたのでしょうか…。

作曲中のプーランクにも、ふとモーツァルトが過(よぎ)る刹那があったに違いありません。

【出演】中田昌樹(指揮者)

【演奏】フランシス・プーランク作曲『2台のピアノのための協奏曲』第二楽章  ジャン=リュック・タンゴー/指揮 アイルランド国立交響楽団/演奏     イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 ピアノ/江澤隆行

【提供】笹川日仏財団

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