パレスチナの武装組織ハマスがイスラエルにテロ攻撃を仕掛けたことで紛争が勃発したことに伴い、イスラエルで働いていたタイ人が続々とタイに帰国しているが、イスラエルで帰国を待っているタイ人の間からは、「まだ多額の借金があるので、紛争が収まり次第、イスラエルに戻って働きたい」との声も上がっている。そのうちの1人、タウォーンさん(38、男性)は、イスラエルで働いて約5万5000バーツの月給を得て、その半分を東北部コンケン県の家族に送金していた。また、イスラエルに出稼ぎに行くのに様々な費用がかかったこともあって現在もまだ借金が50万バーツほどあるとのことだ。