不動産に異常なこだわりを持つイーズィーこと、ラッパーのカニエ・ウェストが、カルフォルニア州のマリブ海岸沿いに、日本の超有名建築家、安藤忠雄デザインの超豪邸を購入したことがTMZの取材で分かった。
記事によると、この超豪邸の敷地面積は約1,200平方メートル、東京スカイツリーとほぼ同じ面積で、推定価格は5,800万ドル(日本円で約65億円)と報じられている。桁違いの価格に見えるが、これでも2020年に売りに出されていた7,500万ドルより大幅な値下げにはなっている。それでも高い、高い。
2013年に完成した同豪邸は、太平洋を一望できる設計になっており、3階建のコンクリート打ちっぱなしはまるで要塞のようで、4つのベッドルームと4.5個のバスルームを完備しており、妻のキム・カーダシアンと子供たちと現在住んでいるヒデン・ヒルズの家からも、車で30分の距離とのこと。えーと、バスルーム4.5個ってどういうこと?
アルバム”Donda”をリリースしたばかりのカニエは、以前から安藤忠雄氏の大ファンだそうで、この豪邸も彼の所有する不動産コレクションの中の一つに追加される。ちなみに、27曲入りのDondaの売れ行きも好調で、デビュー1周目でビルボードトップ200の1位を記録し、リリースからわずか4日で約30万枚のCDを販売したと同等の売上を上げている。
もはや日本とのスケールが違いすぎて同じ地球の話に思えない気もするが、日本人の安藤忠雄氏は建築界では世界のトップに君臨していて、なんとも誇らしく、夢がある話である。