CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー【ライセンスフリー素材音源 700曲】

ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228 [2020][AR] / Johann Strauss I.:Radetzky-Marsch Op.228

01.01.2020 - By クラシック名曲サウンドライブラリーPlay

Download our free app to listen on your phone

Download on the App StoreGet it on Google Play

♪ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでお馴染みの人気曲

『ラデツキー行進曲』作品228は、ヨハン・シュトラウス1世が作曲した行進曲です。

作曲者の最高傑作といわれ、クラシック音楽全体でみても有数の人気曲です。

1848年革命の最中に、当時はオーストリア帝国領であった北イタリアの独立運動を

鎮圧したヨーゼフ・ラデツキー将軍を称えて作曲されました。

当時イタリア半島では民族統一運動が盛んで、オーストリア帝国領であった北イタリアでは

「ドイツ民族からの独立」を目指して激しい闘争が繰り広げられていました。

1848年7月、ヨーゼフ・ラデツキー将軍の率いるオーストリア陸軍がこれの鎮圧に成功しました。

この勝利を記念するために、「イタリアで戦った勇敢なる将兵の賞賛と傷病兵への募金を兼ね、

寓意的、象徴的表現と格別な啓蒙を意図した大勝利感謝祭」が8月31日に開かれることになりました。

シュトラウスはこの祝典のために新曲を依頼され、作曲に取りかかりました。

かつての楽団員ですでに独立していたフィリップ・ファールバッハ1世の協力を得て、

ウィーンの民謡を2つ採り入れて、わずか2時間で完成したといわれています。

この行進曲はやがてオーストリア帝国の愛国の象徴として扱われるようになりました。

帝政が廃止された現在のオーストリア共和国でも国家を象徴する曲であり、

国家的な行事や式典でたびたび演奏されています。

また、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートでは、

1958年以降は2005年を除いて、毎年プログラムのアンコールの最後の曲として、

必ず演奏される曲として知られています。

現在演奏されているものは、長年にわたって手を加えられてきたものであり、

原典版とは大きく楽器法や音の強弱などが変化しています。

自筆譜は紛失したとみられていましたが、1978年4月に破棄されて断裁される寸前だった

楽譜の山の中から発見されました。

このオリジナル版の『ラデツキー行進曲』は、2001年のニューイヤーコンサートの

冒頭を飾る曲としてニコラウス・アーノンクールにより演奏されています。

*演奏と音響を改めた新録音です。以前より全体にテンポを速め、強弱を明確にしました。

ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲 Op.228 [2020][AR]

Johann Strauss I.:Radetzky-Marsch Op.228 [2:44]

JohannStraussI-Radetzky-Marsch-2019-AR.mp3

JohannStraussI-Radetzky-Marsch-2019-AR.mp3

More episodes from CMSL クラシック名曲サウンドライブラリー【ライセンスフリー素材音源 700曲】