世界一大柄なボス、リック・ロスが、息子にも自分と同じボスの名称を継承させるようだ。
今週の14日に16歳の誕生日を迎えた同性同名の息子、ウィリアム・ロバーツに、リック・ロスが経営するフライドチキン店、ウィングストップの1店舗をプレゼントした模様。
リック・ロスは自身のSNSで、”みんな、俺の息子の16歳の誕生日を祝ってくれ!本日、彼はウィングストップの1店舗の正式なオーナーになった。これでお前も一人前のボスだ!このまま突き進め。俺はお前を心の底から誇りに思う。”と、語った。
すでにこのフライドチキン店を10店舗以上もチェーン展開しているリック・ロスにとって、そのうちの1店舗を息子に譲るのは容易なことなのかもしれない。ラップデビュー当時は、フロリダ州最大の麻薬王であると自ら名乗り、衝撃的な歌詞でラップ界を震撼させたリック・ロスが、実は過去に刑務官であったことが暴露され、一時はスターダムから転落するほどの窮地にも立たされたが、見事なカムバックでボスの地位に返り咲いた波乱万丈のキャリアだ。その点、息子のウィリアムは麻薬王になることもなければ、刑務官になる必要もないだろう。16歳の若さでボスに抜擢された少年が、チキンを揚げるように、父のフランチャイズの利益も上げられるか、今後の彼の成長に期待をしたい。