sew(ソー)

VOL.1 EPISODE.2|「編集」という視点、カセットテープと舞台上のライブ感の話|青柳菜摘/だつお×今野裕一郎


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EPISODE.2、今回は青柳さんが素材の収集や朗読の録音で使用しているカセットテープについての話から「編集」の話へ。編集ができないものを扱うときのライブ感と時間経過への感覚のズレについて触れます。

『一匹のモンタージュ』リクリエーションのアフタートーク延長戦回です。青柳さんから見た、バストリオの舞台作品における時間のつくりかたの特徴とは?


出演:青柳菜摘/だつお、今野裕一郎、橋本和加子、中條玲

編集・ジングル:中條玲

バナーデザイン:黒木麻衣

収録日:2024年9月10日(火)


◯青柳菜摘/だつお

1990年東京都生まれ。アーティスト。あらゆるものの成長過程を観察する上で、いかに表現することが可能か、リサーチやフィールドワークを重ねながら、見ているものがそのまま表れているように経験させる手段と、観客がその不可能性に気づくことを主題として取り組んでいる。近年の活動に個展「亡船記」(十和田市現代美術館, 2022)、詩集『そだつのをやめる』(2022)第28回中原中也賞受賞。コ本や honkbooks主宰。


◯sew(ソー)とは?

Culture Podcast for Us.

舞台・演劇・ダンス・音楽・小説・ファッション・美術、ジャンルやメディアを越えて様々なアーティストたちと言葉を交わします。

「sew(ソー)」は縫い合わせるという意味を持つ言葉です。今日も歩き、出会い、繋ぎ、ほつれ、そこから溢れる声を見つめます。


◯バストリオとは?

パフォーミング・アーツ・コレクティブ。メンバーには映画監督、演出家、俳優、ダンサー、デザイナー、絵描き、パフォーマー、料理人がいます。

自然や都市がもつ感触、役者の身体から滲み出る生理や質感と共にフラットで豊かな作品を生みだす。生演奏による音と役者の声、ものと身体、光と影、テキスト、映像などを断片のままに扱い、ドキュメンタリー編集の技法を用いて紡ぐことで想像力を喚起する作品をつくりあげる。

北海道・知床斜里にて『葦の芸術原野祭』を2021年に立ち上げて町民と運営したり、小・中学生に向けた演劇ワークショップ「こどもえんげき部」や、音楽家の松本一哉と『黒と白と幽霊たち』という舞台作品で全国ツアーで回る活動も行なっています。これまでにコラボレーションしたミュージシャンは杉本佳一、minamo、松本一哉、空気公団、滝沢朋恵、タカラマハヤ、角銅真実、三日満月、鈴木健太、スカンク/SKANK、SPORTS MEN、本藤美咲など。


Web|⁠http://busstrio.com⁠

オンラインストア|⁠BUTTERFLY EFFECT⁠

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sew(ソー)By バストリオ