sew(ソー)

VOL.2 EPISODE.3|海外の文脈に触れること、橋本さんの変化|笠木泉×今野裕一郎×橋本和加子


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EPISODE3。『モスクワの海』のリーディング公演でアメリカに行った笠木さん。そこで触れた、海外の演劇文化での出来事。今野がドイツに行った時に見た上演作品でのカルチャーショック。二人はそれぞれの視点から海外での活動をどう見つめているか。15年続いたバストリオの活動の中で変化が訪れた橋本さんの話。


出演:笠木泉、今野裕一郎、橋本和加子

編集・ジングル:中條玲

バナーデザイン:黒木麻衣

収録日:2025年4月8日(火)


◯笠木泉

劇作家・演出家・俳優。

福島県いわき市出身。日本女子大学人間社会学部文化学科在学中に俳優として宮沢章夫主宰の遊園地再生事業団に参加。

以後、遊園地再生事業団を中心に、ペンギンプルペイルパイルズ、劇団、本谷有希子、劇団はえぎわ、ミクニヤナイハラ

プロジェクト、ニブロール等の舞台作品に多数出演。テレビドラマ「あまちゃん」や映画「パンドラの匣」「残穢」

「ゴールデンスランバー」等、映像作品にも多数出演する。またOVAアニメ「フリクリ」、「ピューと吹く!ジャガー」

に参加し声優としても活動する。2018年から自らが戯曲を書き演出するフィールドとしてソロ演劇ユニット「スヌーヌー」

をスタートさせ、以降、劇作家、演出家としての活動も続けている。2016年「家の鍵」せんだい短編戯曲賞最終選考ノミネート。2021年「モスクワの海」が第66回岸田國士戯曲賞最終候補ノミネート。2023年11月、劇壇ガルバ「砂の国の遠い声」(作・宮沢章夫/東京芸術劇場シアターWEST)の演出を担当。2025年「海まで100年」が第69回岸田國士戯曲賞受賞。


◯sew(ソー)とは?

Culture Podcast for Us.

舞台・演劇・ダンス・音楽・小説・ファッション・美術、ジャンルやメディアを越えて様々なアーティストたちと言葉を交わします。

「sew(ソー)」は縫い合わせるという意味を持つ言葉です。今日も歩き、出会い、繋ぎ、ほつれ、そこから溢れる声を見つめます。


◯バストリオとは?

パフォーミング・アーツ・コレクティブ。メンバーには映画監督、演出家、俳優、ダンサー、デザイナー、絵描き、パフォーマー、料理人がいます。

自然や都市がもつ感触、役者の身体から滲み出る生理や質感と共にフラットで豊かな作品を生みだす。生演奏による音と役者の声、ものと身体、光と影、テキスト、映像などを断片のままに扱い、ドキュメンタリー編集の技法を用いて紡ぐことで想像力を喚起する作品をつくりあげる。

北海道・知床斜里にて『葦の芸術原野祭』を2021年に立ち上げて町民と運営したり、小・中学生に向けた演劇ワークショップ「こどもえんげき部」や、音楽家の松本一哉と『黒と白と幽霊たち』という舞台作品で全国ツアーで回る活動も行なっています。これまでにコラボレーションしたミュージシャンは杉本佳一、minamo、松本一哉、空気公団、滝沢朋恵、タカラマハヤ、角銅真実、三日満月、鈴木健太、スカンク/SKANK、SPORTS MEN、本藤美咲など。


Web|⁠http://busstrio.com⁠

オンラインストア|⁠BUTTERFLY EFFECT⁠

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