今日は、教科書では教えてくれない、日本語の微妙なニュアンスの違いを説明します。もっと自然な日本語を話したい、上級者の人たちにもきっと役に立つお話です。
‘For me….’ = いつも「私にとって」って言ってませんか⁉️
これ以外にもオプションはあるんです。
1、「〜にとって」は その人の立場ならとか、その人の視点にたってみたら、みたいなニュアンスです。
= from my perspective, from my point of view
「私にとって」はすごくフォーマルに聞こえます。例えば、、、
私にとって一番大切なのは家族です/仕事です。
私にとって一番忘れられない思い出は、、、
私にとって私のキャリアは一番大切です。
*serious/deepな意味の、フォーマルなトピックが多いです。
*私にとって =「人生で一番大切なもの」みたいな、ものすごく強いインパクトがあります。
*すごく真面目な、シリアスなトーンに聞こえます。
2、「〜には」 その人の場合は、みたいな、もっとカジュアルな意味です。
= in case of me, for me… 例えば、好きな色とか食べ物とか、自分の好みを、英語で ‘for me’ とカジュアルに言いたいようなときは、「〜には」と言った方が自然に聞こえると思います。
例えば、
このシャツは 私には大きすぎます。
このシャツの色は 私には似合わない。
オンライン授業は 私には向いていません。=it’s not suitable ‘for me’.