By kaxtukei
浄土真宗のお坊さんが伝える仏教や生活の情報あれこれ
かっけいの円龍寺ラジオを配信している私の姓は「金倉(かなくら)」です。金倉の名前についてのお話です。
仏像には後光があります。阿弥陀様には頭付近から放射状の線の光と舟形光背の二つがよく見られます。どちらも阿弥陀様の救いのはたらきを表したものです。
浄土真宗のお坊さんは本堂の正面位置でお話しません。必ず正面を避けて、左右どちらかにずれてお話します。
Googleが提供していたGoogle Podcastsアプリは廃止され、2024年6月24日以降利用できなくなる。私はGoogle Podcastsアプリのシンプルさ使いやすさが大好きだった。音声コンテンツを聞く場所で、これに代わるベストなところを私はまだ知らない。
睡眠章は本願寺の蓮如上人が書いたお手紙です。福井県吉崎にいた頃のお手紙です。眠気が多くなり往生が近づいてきたのかと思い、吉崎の人びとも往生の時まで油断なく生きることを念願しています。
円龍寺ラジオのエピソード番外20。2024年4月4日、香川県丸亀市の円龍寺本堂で春の永代経法要が営まれました。布教に香川県まんのう町にある善性寺、千葉憲文師(本山布教使)をお招きしました。 かっけい 千葉憲文師には、昨年の春永代経法要に引き続いてお話しいただきました。 昨年のご法話は下のリンクよりお聞きください。 2023年春永代経法要の本堂法話.番外162023年春に香川県丸亀市にある浄土真宗寺院、円龍寺で春の永代経法要がありました。香川県まんのう町にある善性寺の千葉憲文師(本山布教使)による法話を配信します。「幸せとは何か」などをお話しています。kaxtukei.com2023.5.2 2024, 円龍寺春永代経 讃題無明長夜の灯炬なり智眼くらしとかなしむな生死大海の船筏なり罪障おもしとなげかざれ 『正像末和讃』(親鸞聖人)より 本堂の南にお釈迦さまの生涯が描かれた絵が掛けられている このお釈迦さまの絵は、円龍寺ご門徒さんの秋山秋則さんが50年ほど昔に描いて寄贈されたものです。 仏画家の野生司香雪(のうすこうせつ)の『釈尊絵伝』を元にして描いたようです。オリジナルの『釈尊絵伝』は七図からなりますが、円龍寺の釈尊絵伝は六図となっています。お釈迦様が悟りを開かれる前、苦行の末にやせ細ったお釈迦様にスジャータが乳がゆを供養したときの図がありません。オリジナルでは「牧女の供養」というタイトルです。 秋山さんはオリジナルを元にしつつも、独自に工夫して描いています。例えば三図目の出城では、釈迦族の王子だったお釈迦様(シッダールタ)が修行者となるためにカピラ城を出ている様子を表しています。元はカピラ城がはるか後ろに遠景に描かれています。一方で円龍寺の絵では、真っ暗ななか今まさに城門から馬と従者一人と出ようとした様子で描かれています。王位を捨て真理を目指そうという強い思いが感じられる一図となっています。 野生司香雪の釈尊絵伝は、仏教伝道協会の公式ウェブサイトで簡単な解説がされています。⇒釈尊絵伝仏教聖画(仏教伝道協会のサイト) 「釈尊絵伝」解説動画~ダイジェスト版(仏教伝道協会より) 本山布教使による過去の円龍寺本堂法話 * 2023年秋永代経法要(川田慈恵師)番外18 * 2023年春永代経法要(千葉憲文師)番外16 * 2022年春永代経法要(柴田好政師)番外14 * 2021年春永代経法要(千葉憲文師)番外9 * 2019年報恩講法要(大原観誠師)番外2 * 2019年春永代経法要(川田慈恵師)番外1 お便り募集してます 「円龍寺かっけいラジオ」では、番組へのメッセージを募集しています。ご感想や取りあげてほしいテーマなどもお寄せ下さい。 [contact-form-7] メール内容は暗号化され、安全に送信されます。
年忌法事をずらして二つ以上の命日のお勤めを一緒につとめることがあります。どちらかに抱き合わせる形となりますが、このとき年忌法事はどれくらいずらすことができるのだろうか。
お寺の法要はお坊さんの読経と法話だけで終わりではありません。火の始末やお飾りのしまいといった後片づけや総代会などがあります。自坊円龍寺の法要の後でしていることを紹介します。
自坊円龍寺では2024年4月4日に春の永代経法要がある。2020年に新型コロナウイルスが流行してから5回目の春の法要となる。様々なことがだいぶコロナ禍前の形に戻ってきている。この5年を振り返るお話をしていきます。
お坊さんの衣は高い。仏教法要で着る法衣(色衣・袈裟)は数十万円もする。高価な服を着るお坊さんは贅沢していると思われるかもしれない。しかし実はコストパフォーマンスのいいともいえるだろう。
お寺は椅子をたくさん用意しています。足の痺れ・痛みを気にせずにお参りいただけるようにするためです。家での法事でも椅子に腰かけた方がいいです。法事用の椅子がなければ、法事のお勤めをするお寺からレンタルすることをおすすめします。
日本は地震も含め自然災害の多い国です。他人事と思わず助け合う気持ちが大切です。被災者や被災地域を助けようとボランティア活動をされる人もいる一方で、被災者の気持ちを踏みにじる窃盗や詐欺などの火事場泥棒をする心無い人もいます。
世界遺産の高野山がある和歌山県高野町では、2028年までに入山税の導入を検討しているようだ。2023年10月からは広島県廿日市市にある世界遺産の宮島(厳島神社)でも訪問税100円を徴収するようになりました。はたして高野町の入山税は必要なのでしょうか?どんな懸念点があるだろうか。
お寺の参拝帰りに大鐘(梵鐘)を鳴らしてはダメといわれることがある。仏様に失礼だとか、不吉・縁起が悪いといった理由だそうだ。それは浄土真宗でも同じだろうか?浄土真宗のお坊さんの考えを話します。
お仏壇のお扉を開けっぱなしにしている家は多いだろう。いつ閉じたらいいのだろうか。またいつ開けるのだろうか。香川の浄土真宗のお坊さんがお答えします。
新暦の年末年始は多くの人がお寺や神社にお参りに行きます。ですが旧正月(旧暦のお正月)はどうでしょうか。お寺や神社に行ってますか?日本では旧正月のお祝いはしないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
お坊さんはお経を暗記しているのだろうか。お経は覚える必要はないとも言われるが、その理由はなぜだろう。読経はお経本を開いて読むのがいい。
法事のとき、床(とこ)には法事にあった掛け軸をかけるのがいい。お勤めをする仏教宗派の仏さまに関する掛け軸や宗祖の掛け軸が相応しいです。この音声では、他に掛け軸に関する3つの補足事項も紹介しています。
お寺の参道は本堂と山門を結ぶお参りのための道のこと。斜めや曲がっている参道のお寺があるが、なぜ真っすぐな参道ではないのだろうか。その理由についていろいろ話しました。
香川県丸亀市にある自坊円龍寺の北に工場ができるらしい。お寺の建物が見えにくくなるだろう。お寺が見えにくくなると、いったいどういった影響があるだろうか。お寺より高い建物、お寺を隠すような建物がお寺の周りにできることについて話します。
お仏壇の輪灯は電球(LED)のことが当たり前になりました。昔は油を使って火を灯しています。今回は油と灯心を使って、火をつける方法と消す方法について紹介します。
地震や火事によってお寺の本堂が倒壊したり焼失した場合、お寺は維持できるのだろうか?保険に入っていた方がいいのだろうか?
香川県丸亀市金倉町にある円龍寺(浄土真宗)での大晦日の除夜の鐘つきと、本堂での除夜のおつとめの案内。今年は岡山の酒蔵「三光正宗」の酒粕から作った甘酒をふるまう予定です。
浄土真宗の年忌法事では仏説無量寿経やお正信偈が読まれます。それ以外にもいろんなお勤めがされています。この音声では、香川の浄土真宗のお坊さんが法事のおつとめで読まれているものを紹介しています。
冬の香川の室温は全国で一番寒いという調査分析があります。その香川の平均室温は13.1℃となっています。家の断熱性・気密性が低いのが理由とされているが、私はそれ以外の理由があると思う。
お寺で行われている仏教法要がどんなお勤めをしているのか知らない人も多いことでしょう。お寺での法要のお勤めの流れを紹介しました。自坊円龍寺であった報恩講法要を近くで録音しています。
年忌法事をする日をご命日からずらしても良いだろうか。前倒しならいいが、後ろ倒しはダメとも聞くがそれはなぜだろうか。浄土真宗のお坊さんの考えを話します。
ご飯を炊いたときは仏さまにご飯のお供えをします。お仏飯といいます。お仏飯にラップをかける人もいますが、浄土真宗ではどうなのでしょうか。
長い時間正座をすると足が痺れて痛みを感じることがある。法事のときお坊さんは涼しげな顔をしているが、正座は座り慣れることで痺れにくくなる。ただ年をとると足の関節が痛くなり、正座をするのが難しくなる。
道中袴は俗袴とも表現し、お坊さんが普段のお参りで移動中に着ている。
墓じまいやお骨の移動をする時は、改葬許可証が必要とされます。しかし場面によっては改葬許可証がいらないこともあります。
納骨をする時期は決められておらず、好きなタイミングで納骨できる。一般的には満中陰法要に合わせて行われるが、百箇日法要やお彼岸、お盆の納骨もある。できれば一周忌を迎えるまでに納めるよう勧められる。
銀杏(ぎんなん・イチョウ)はお寺のシンボルツリーのような存在。晩秋の11月は葉が黄色く染まる。9月10月ごろには実をたくさん落とす。実は潰すと強烈な臭いをがするので注意が必要だ。
丸亀市仏教会の研修旅行で、広島平和記念公園に行った。実際に見て学ぶことがかなり多かった。特に現地ガイドの話を聞くことは大切だった。
野菜作りをするときは、畑の土を耕すのが当たり前とされる。でも私は極力耕さない不耕起で趣味の家庭菜園をしている。
2023年秋に香川県丸亀市にある浄土真宗寺院、円龍寺で永代経法要がありました。香川県高松市にある妙楽寺の川田慈恵師(本山布教使)による法話を配信します。
法事法要にお参りに来るお坊さんはどんな乗り物に乗ってくるだろうか。スクーターやバイクのイメージもあるかもしれないが、車での移動が一番便利。
念珠・数珠の選び方のお話。念珠は仏様を敬い拝むための道具なので、一番大事なのは、仏様参りの助けになるもの、良いご仏縁につながるものを選ぶといい。
浄土真宗では故人の写真はお仏壇の中に入れるのはあまりよくない。なぜなら仏壇は仏様(ご本尊様)を安置するところであり、礼拝の対象は仏様だから。亡き人の写真を拝んでいるわけではないから。
サイバー攻撃の被害が社会的に増え、クレジットカード情報の漏洩のリスクが高まっている。オンライン上でクレジットカードによる寄付をできるようにしている日本赤十字社でも情報が流出した可能性があります。円龍寺かっけいブログでは漏洩はまだないが、今後、クレジットカードによる寄付を停止します。
ポッドキャストへの音声配信を長く続けると、あまり聞かれない回、ダウンロード数の少ない回がでてくる。そのためそういった不人気でだいぶ前に配信したものを順次停止していく予定。そしてまた内容をより整えてリメイク配信する予定だ。
浄土真宗のお坊さんである私かっけいは、お正信偈の読経音声を配信してほしいとの相談を受ける。しかし私はお正信偈のお勤め音声を配信する予定はない。
月日がたつのは早い。35にもなると健康に気をつける必要もある。2回目のInBody測定をした。
土地の狭い香川県(讃岐)では牛の飼料を用意するのが難しく、徳島県(阿波)から牛を借りて農作業をしていたことがある。
墓じまいはお墓からご遺骨を取り出し墓石を撤去し、墓地区画の使用権を墓地の管理者に返すこと。お墓の工事は墓地の所有権をもつ管理者に墓地工事の連絡をし許可をもらう必要がある。
2023年の香川県丸亀での燈籠流しのお知らせ。丸亀市仏教会主催の土器川燈籠流しと、丸亀市金倉町にある円龍寺の灯籠流し法要のご案内。円龍寺では門信徒でなくても灯籠を持ち込み、たき上げることができます。
改葬はすでに納骨しているお骨を他の墓地や納骨施設に移動させること。お骨の移動には市区町村の役場で発行される改葬許可証が必須で、新しい納骨先に提出する必要があります。
香川県丸亀市金倉町にある円龍寺は、戦国時代に創建の寺で、金倉城主の金倉顕忠が由来。中津城の中津将監為忠も関係している。先祖は六孫王・源経基とされていて、後から香川に来た一族とされる。
生成AIは生成的人工知能のことで、膨大なデータを学習し、テキストや画像や音声といった新しいコンテンツを生み出している。お坊さんの仕事は生成AI・ロボットによって失われるのだろうか。
お寺の本尊(仏様)は本堂に安置される。しかし秘仏となっている仏様は非公開とされその姿を隠されている。なぜ秘仏扱いの仏様がいるのだろうか。