あの人の英語の、ホントのところ

#08. 郡司 まり香さん(ハードウェアエンジニア)


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シリコンバレーでハードウェア開発に携わる郡司 まり香さんに、子どもの頃からコツコツ続けてきた英語の学習法、自信に満ちたプレゼンテーションや交渉に対する心構えなどについてうかがいました。 郡司 まり香 Marika Gunji-Yoneoka シリコンバレーで働くハードウェアエンジニア。2006年に渡米、大学院で材料工学科のエンジニアリングPhDを取得後、半導体メモリのプロセスエンジニアとして働く。渡米前は、幼少期にボストンに2年間居た以外は、日本で生まれ、日本で育つ。今年初めての転職を経験。転職先ではディスプレイのプロセスエンジニアとして働く予定。大学院のアドバイザー曰く”Connection is everything!”. 今回の転職でも恩師の言葉を痛感。英語(特に仕事)は分かりやすい単語ではっきりと大声でがモットー。 Emi では、自己紹介をお願いします。 Marika はい。アメリカ西海岸のシリコンバレーで、ハードウェア・エンジニアとして働いています。主な仕事の内容としては「プロセス・エンジニアリング」という、たとえば半導体の中のICチップや、メモリーの半導体プロセスを考える仕事です。 実は最近転職しまして、扱うプロダクトがちょっとだけ変わり、転職先ではディスプレイを担当します。iPadの画面や、その中に含まれている半導体部品を取り扱うプロセス・エンジニアリングです。 Emi まり香さんのお仕事は、きっと私を含め、みなさんの生活の中ですごく役に立っているんでしょうね。 Marika そう言っていただけるとありがたいです。目に見えない、ナノサイズの話なので(笑)。 Emi ナノサイズだからこそ、スケールが大きいんですよね。 Marika ありがとうございます。 Emi 今は仕事を含め、日常的に英語を使っている? Marika そうですね。西海岸は人種が多様なところです。特に私の分野は電子工学系なので、大多数を占めるのは白人ではなく、アジア人です。中国人、台湾人、インド人、韓国人など。そこで「共通言語としての英語」を使っています。   アジア人がほとんどいない環境で、英語と出会う   Emi まり香さんが最初に英語に出会ったのは、いつどこでですか? Marika 最初は、父の留学でボストンに行ったときです。5~6才の、たった2年間だったんですけども、そこでほぼ強制的に英語に触れたのが始まりでした。 Emi 5才までは、日本で英語に触れることはまったくなく? Marika そうですね。熊本で生まれて、5才までは日本国内を転々としたんですけど、英語に触れる機会はありませんでした。 Emi それで、いきなりアメリカに。5才というと幼稚園ですか? Marika 日本でいう年長さんぐらいです。 Emi そこで英語の生活が始まった? Marika アメリカの小学校では、たぶん公立はそうなんですが、お昼の時間や放課後に第二言語として英語を学ぶ子どもたちを集めて、ESL*を開いています。私もそのクラスで先生に教えてもらって、ちゃんと英語を学びだしました。 *English as a Second Language:英語が母語でない人向けのクラス Emi 5才でアメリカに渡って、ESLのクラスで英語を習い始めた。 そのときの印象や覚えていることは? Marika …

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あの人の英語の、ホントのところBy Kamiya English Coaching

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