あの人の英語の、ホントのところ

#10. 立石 亮さん(三菱商事勤務、スタンフォード大学MBA)


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スタンフォード大学ビジネススクールに留学中の立石 亮さんに、受験や資格試験の英語と実際に使う英語との違い、留学に至った経緯、実践を通じて新たに獲得したマインドセットなどについてうかがいました。 立石 亮 Ryo Tateishi 1985年生まれ。東京大学法学部卒業後、2010年三菱商事に入社。2011年の震災後、船舶ビジネスに携わる傍ら、個人として石巻でボランティア活動を継続的に行う。2012年に環境・CSR推進部 復興支援チームに異動。被災地域の中小企業や起業家への投融資事業と、福島における農業支援の一環としてのワイナリー事業を主に担当。現在はStanford Graduate School of BusinessのMBAプログラムに在籍し、「企業が生み出す社会的価値の新しい形」を中心テーマとして勉学に励んでいる。 Emi 自己紹介からお願いできますか? Ryo はい、立石 亮と申します。今スタンフォード大学のビジネススクールに留学しております。もともと三菱商事という総合商社に勤めておりまして、その社費の留学生としてこちらに来ております。 Emi アメリカには留学生としていらっしゃっている。いつ頃から? Ryo 去年、2016年の6月末に渡米してきました。 Emi じゃあ1年が終わって、2年目に入るところ? Ryo そうです。プログラム自体は去年の秋に始まったんですけど、英語があまりにもできなかったので、スタンフォードの大学院生向けの英語プログラムに2ヶ月ぐらい通ってから、ビジネススクールの方に参戦という感じです。 Emi 大学院が本格的に始まる前に英語のプログラムに。さっそく英語の話に入ってきましたが(笑)、亮さんがいちばん最初に英語に出会ったのは、いつどこでですか?   英語を含め、“お勉強”全般が得意だった   Ryo たぶん中学1年生の、学校の英語が初めだったと思います。 Emi 小学生までは、まったく英語に触れることがなかった? Ryo まったくなかったと思いますね。中学1年生の1学期に、ローマ字から始めるみたいな。 Emi その時の印象は? Ryo どうですかね。なんか特段…ないかな。自分で言うとアホらしいですけど、比較的お勉強はできるほうだったので、別にずば抜けて得意でもないですが、問題なく学んだ感じでした。 Emi 英語は日本の小学校にはなくて、中学から新しく加わるわけですけど、他の科目と違いは感じなかった? Ryo なかったですね。そういうフレームワーク自体が自分の頭の中になかった気もします。中学に入ってからはカリキュラムの全体像がなんとなく把握できた感じですけど、小学校のときは、「科目、学んだっけな?」「勉強してたっけな?」みたいな感じです(笑)。 Emi なるほど。「お勉強が得意だった」ということでしたが、科目ごとの記憶や「英語という新しい教科」の印象は特にない? Ryo ないですね。ちょっと古い記憶なので間違ってる可能性もありますけど、あんまりなかったと思います。 ただ、アメリカ人など英語ネイティブの先生がサポートに来てくれるプログラムで英語を話す機会があったとしても、積極的に話す感じじゃなかったですね。「この人とめちゃくちゃ話せるようになりたい!」とも思っていなかったです。うーん、あんまり強烈な記憶はありません。 でも、一つ記憶があるとすると、中学の終わり頃、選択科目的にスピーキングのクラスを取ったことです。公立中学だったので、あんまり選択科目ってないはずなんですが、1コマ2コマ選べるのがあって、なんか英語をしゃべるクラスを選んだんですよね。「テストの点数はすごくいいのに、そのクラスでは、他の生徒に比べて、あんまりしゃべれてなかったなぁ」という、うっすらとした記憶があります。 Emi 普段の試験はよくできていて、授業にもついていけていたので、英語に関して特に思い出はない。ただ、選択科目として話すことがメインの授業を取ったときに、「自分より話せるヤツがクラスにいる」ということに気づいた。 Ryo そうそうそう。「話せるヤツがいる」どころか、クラスの中で、「結構話せてないかも、俺」みたいな(笑)。その不思議な感覚は、すごい残ってます。 Emi …

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あの人の英語の、ホントのところBy Kamiya English Coaching

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