フレンチ・クラシック・カフェ

#104 作曲家を魅するものーラヴェル『鏡』より「海原の小舟」(ピアノ版)

07.28.2023 - By 笹川日仏財団Play

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アパッチ族をフランス語風に「アパッシュ」と名乗り、「ならず者」を気取った芸術家グループ。ドビュッシーの斬新なオペラ『ペレアスとメリザンド』を擁護するなど新しい芸術を支持することを信条とし、毎週土曜日に集まって文学や音楽の新作を披露していました。世紀末のパリを象徴するこのサークルは、第一次世界大戦が始まった1914年に解散するまで、定期的に会合を開いていました。

モーリス・ラヴェルは、1904年から1905年にかけて作曲したピアノ組曲『鏡』の5つの曲をこのアパッシュのメンバーに献呈しています。

【出演】中田昌樹(指揮者)

【演奏】モーリス・ラヴェル作曲 組曲 『鏡』より第3曲「海原の小舟」

    フランソワ・ジョエル・ティオリエ/ピアノ

    イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行/ピアノ 

【提供】笹川日仏財団

*このシリーズでホセを歌った後田翔平さんのソロリサイタルが、9月10日(日)14時より西条市総合文化会館にて上演されます。 ⁠⁠⁠http://sogobunka.com/jigyo/4911⁠

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