あの人の英語の、ホントのところ

#13. 関根 大輔さん(アスレティックトレーナー)


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アスレティックトレーナーとしてアメリカのスポーツ界に携わる関根 大輔さんに、日本の学校英語、大学留学、「居心地の悪い環境」の大切さ、筋トレに見立てた英語学習法などについてうかがいました。 関根 大輔 Daisuke Sekine 埼玉県出身。現在は、アメリカン大学にて、アスレティックトレーナーとして勤務。高校を卒業後、パスポートも持ったこともなければ飛行機に乗ったことすらなかったにも関わらず、大学進学のため渡米。留学前は、大学卒業後は日本に帰国し就職することを微塵も疑っていなかったものの、結局大学院に進学し修士号を取得、その後もアメリカに残り、リハビリクリニック、高校、大学のアスレティックトレーナーとして職を転々としながら今に至る。 Emi まずは自己紹介をお願いいたします。 Daisuke はい。関根大輔と申します。ワシントン D.C. にあるAmerican Universityという大学で、アスレティックトレーナーとして働いています。仕事の内容は、日本でいう体育会の部活動に関わる選手たちの健康管理、ケガの診断やリハビリなどです。 Emi 大学生など若い人たちと話す機会が多い? Daisuke そうですね。基本的に自分たちが診る患者さんは大学1年生から4年生までのスポーツをやっている人たちに限られているので、同僚以外では学生としゃべる機会が多いです。 Emi 最初に英語と出会ったのは、いつどこでですか? Daisuke たぶん小学校6年生ぐらいで、NHKのラジオ講座を聞いたときです。『基礎英語』の最初のレベルみたいな番組でした。 Emi どうしてそれを聞くことに? Daisuke それが実は今の仕事と関連しているんです。当時、自分もスポーツをやっていたんですが、ケガをしてお医者さんに診てもらったとき、そのドクターがアメリカに行ったことのある人だったんです。そこで「アメリカにはスポーツ選手の治療をメインにやる仕事がある」「こういう人がいるんだよ」という話を聞きました。スポーツが好きでしたし、人間の体の仕組みなどにも興味がありました。 もちろん誰でも「スポーツ選手になれたらいいな」と思うものですが、そのくらいの年齢になれば「スポーツを仕事にするのはなかなか難しい」ということがわかってくる。なのでその話を聞いたとき、「どうせ中学に入ったら英語の授業が始まるんだし、一日15分とかの短い番組なので、できるときにやってみようかな」という感じで始めました。 Emi アスレティックトレーナーという職業の情報が先に入って、「それになるためにはアメリカ。アメリカに行くためには英語」という順序だった? Daisuke そのときは別に「将来、絶対にやるぞ」というわけではなく、それほど真剣に捉えていませんでした。「来年には学校で英語の授業が始まるから、無駄にはならないだろう」というぐらいで(笑)。   英語に対して、特別な印象はありませんでした。   Emi 「英語はどっちみちやるんだろうし、ちょっと早めに始めておくか」というような感じだった。ラジオ番組を最初に聞いたときの印象は? Daisuke ローマ字は小学校で習うので、アルファベット自体は見たことがありましたけれど、新しい言語だったので、「全然わからないな」という感じでした(笑)。 Emi 6年生からウォーミングアップとしてラジオを聞き始めた。中学に入り、英語の授業が始まってからはどうでしたか? Daisuke 普通の学校だったので、特別な印象はありません。「普通に授業を受けて、テスト勉強をして…」の繰り返しでした。聞いたりしゃべったりする機会はあまりなく、授業でリスニングのセクションがあればやるぐらい。読み書き中心の、いわゆる普通の学校教育の英語でした。他の教科と特に違いはなく、「いっぱいある授業の一つ」という感じでした。 ラジオ講座は、いちおう聞く時間があるときには聞いていたんですけど、中学に入ると部活もあるので、それも飛び飛びになったり。 Emi 英語は特に好きでも嫌いでもなく? Daisuke ああ、好き嫌いだけで言えば、割と好きな方だったかもしれないです。国語もそうなんですが、言語が好きだったんです。でも、それ以上ではなかったですね。 Emi 「言語が好きだった」というのは、どんなところが? Daisuke なんですかね。もともと本が好きでよく読んでいました。ラジオを聞き始めたのは、テレビなど「目で見る媒体」より「耳で聞く媒体」の方が好きだったからです。「聞く」ということ自体が他のことより好きで、今でもラジオなどをよく聞いています。 英語と日本語では抑揚やアクセントが違いますが、それは音楽でいう、種類の違いに近い感じです。人によって「クラシックが好き」「ロックが好き」というような。 Emi ラジオ講座から始まったということは、英語も音声から入っているわけですしね。音楽のたとえがありましたが、言語全般が好きで、国語/日本語と英語を「別ジャンルの言語」と捉えてどちらも楽しんでいた。   …

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あの人の英語の、ホントのところBy Kamiya English Coaching

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