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130年の歴史を誇る書店員のスキル――アカデミア書店 マルユット・マーッタさんインタビュー【フィンランド出版事情】


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当番組ホストの内沼晋太郎が、フィンランドに行くことになり、せっかくなのでフィンランドの出版事情を取材してきました。

フィンランド編・第四回は、130年の歴史がある老舗書店・アカデミア書店のCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)、マルユット・マーッタさんにインタビューしました。アルヴァ・アアルトが建築を手がけたこの書店、映画「かもめ食堂」などにも登場するので、日本でご存じの方も多いかもしれません。

若者の6割がオーディオブックを日常的に使い、9割以上の一般書がサブスクで聞き放題のフィンランド。ヘルシンキだけで60以上の図書館があり、日常に溶け込んでいるフィンランド。そのような環境下で紙の本を売っていくことについて、じっくり伺いました。通訳は第1回~第3回と同じくセルボ貴子さんです。


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【動画の目次】

00:00 写真で巡る「アカデミア書店」ツアー

04:58 多様な人が集うランドマーク的本屋

08:21 リアル書店から見たオーディオブックブーム

17:21 紙とオーディオを行き来する新しい読書パターン

19:45 それでも本屋に足を運ぶ理由とは 

21:45 100年後の「アカデミア書店」を見据えて

26:50 デジタル化するところと書店員が担うところ

30:13 EC書店出身のマーッタさんが考える「アカデミア書店」の強さ

35:35 日本の出版業界の強さと弱さ、その先へ


【本日のゲスト】

マルユット・マーッタ/アカデミア書店CMO

2012年から書籍のマーケティングに関わる。家族と友人との時間を大切にしている。犬と本が大好き。


【通訳】

セルボ貴子/通訳・翻訳・コーディネーター

広島県出身、2001年からフィンランド在住。欧州内で様々な分野の通訳をこなす。主な訳書は『世界からコーヒーがなくなるまえに』、『寄生生物の果てしなき進化』、『エジプト人シヌヘ』ほか共著あり。


【クレジット】

配信日:2024年8月1日(木) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

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