くげ日本史ブログ

155-史料は声に出して読もう(2)古代編


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新シリーズ「史料は声に出して読もう」2
基礎的な史料をしっかり読むことは、日本史学習の基礎の基礎です。
史料を読むには、黙読するよりも音読することが効果的です。
日本史の史料が、その多くが古文や漢文読み下し、それに類する文章で、慣れが必要だからです。
近年、大学入試には初見史料の出題が増えています(特にセンター試験→共通テスト)。
知らない史料の内容を読むのはなかなか辛いものがありますが、普段から史料を読み慣れていることは、その抵抗感を和らげてくれます。
ということで、シリーズ2回目は古代編です。
取り上げるのは、憲法十七条、遣唐使の派遣、大化改新の詔、浮浪・逃亡の続出、貧窮問答歌、三世一身の法、国分寺建立の詔、大仏造立の詔、墾田永年私財法、尾張国郡司百姓等解、道長の栄華、『往生要集』序文、鹿子木の事、です。
山川『詳説日本史B』に掲載されている史料を中心に「基礎史料」を取り上げ、
(1)まず音読します。私が意味の区切りを考えながら読んでいきます。間を取りますので、それに合わせて、声を出して読みましょう。
(2)そのあと、その史料がどのように出題されるのか、具体的に指摘していきます
音声は以下から再生してください。◆◆講義音声◆◆
資料は以下からダウンロードしてください。
スライドPDF「史料は声に出して読もう(2)古代編」
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くげ日本史ブログBy くげてつや