新シリーズ「史料は声に出して読もう」4
基礎的な史料をしっかり読むことは、日本史学習の基礎の基礎です。
史料を読むには、黙読するよりも音読することが効果的です。
日本史の史料が、その多くが古文や漢文読み下し、それに類する文章で、慣れが必要だからです。
近年、大学入試には初見史料の出題が増えています(特にセンター試験→共通テスト)。
知らない史料の内容を読むのはなかなか辛いものがありますが、普段から史料を読み慣れていることは、その抵抗感を和らげてくれます。
ということで、シリーズ4回目は中世編後半、南北朝・室町・戦国です。
取り上げるのは、二条河原落書、半済令、正長の徳政一揆、山城の国一揆、加賀一向一揆、分国法、自由都市堺です。
山川『詳説日本史B』に掲載されている史料を中心に「基礎史料」を取り上げ、
(1)まず音読します。私が意味の区切りを考えながら読んでいきます。間を取りますので、それに合わせて、声を出して読みましょう。
(2)そのあと、その史料がどのように出題されるのか、具体的に指摘していきます
音声は以下から再生してください。◆◆講義音声◆◆
資料は以下からダウンロードしてください。
スライドPDF「史料は声に出して読もう(4)中世編後半」
=====
なお、複数ページあるPDFを見る場合に便利なのは、PC版のAcrobat Reader(Macのプレビュー)です。
単一ページ表示にしてページ単位で送るように設定すると、まるでプレゼン画面のように見えます。
スマホやタブレットのAcrobat(iBooksも)は、だらだらスライドが流れるだけです。。
スマホやタブレットでは「SlideBooks」(無料)がオススメです。
これは本のページをめくるように読んだり、スライドショーができます。
→iOS版
→アンドロイド版