新シリーズ「史料は声に出して読もう」5
基礎的な史料をしっかり読むことは、日本史学習の基礎の基礎です。
史料を読むには、黙読するよりも音読することが効果的です。
日本史の史料が、その多くが古文や漢文読み下し、それに類する文章で、慣れが必要だからです。
近年、大学入試には初見史料の出題が増えています(特にセンター試験→共通テスト)。
知らない史料の内容を読むのはなかなか辛いものがありますが、普段から史料を読み慣れていることは、その抵抗感を和らげてくれます。
ということで、シリーズ5回目は近世編前半、織豊〜鎖国です。
取り上げるのは、楽市令、太閤検地、刀狩令、バテレン追放令、寛永十二年禁令、寛永十六年禁令です。
山川『詳説日本史B』に掲載されている史料を中心に「基礎史料」を取り上げ、
(1)まず音読します。私が意味の区切りを考えながら読んでいきます。間を取りますので、それに合わせて、声を出して読みましょう。
(2)そのあと、その史料がどのように出題されるのか、具体的に指摘していきます
音声は以下から再生してください。◆◆音声◆◆
資料は以下からダウンロードしてください。
スライドPDF「史料は声に出して読もう(5)近世編前半」
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