1月6日。日本語では、公現祭と言います。「3人の賢者」の話を日本語でします。日本語のリスニングの練習にどうぞ。今日、1月6日の公現祭の日です。
公現祭【こうげんさい】
今日イギリスでは、クリスマス・ツリーをしまいます。
ドイツ語で、1月6日はHeilige drei Könige
(ハイリゲ・ドライ・ケーニゲ)という祝日です。ドイツ、オーストリア、イタリア、ポーランドなどヨーロッパのいくつかの国では祝日です。
そのまま日本語に訳すと、「聖なる三人の王」
日本では、「東方の三博士(とうほうのさんはかせ)」とか「東方の三賢者」とも呼ばれています。
キリストが誕生した時にやってきて、初めて拝んだ賢者たちです。
ドイツやオーストリアでは三人の子供たちが
近所の家々をまわり、うたを歌ったり、お祈りをしたりします。
お祈りが終わったあとは、ドアにお祈りのメッセージを書いたりします。
ドアには、「20+C+M+B+YEAR」という暗号みたいなメッセージが書かれます。
「C、M、B」にはいくつか説があるみたいです。
1、
元々の意味はラテン語で "Christus Mansionem Benedicat" (Gott segne dieses Haus).
神様がこの家を祝福しますよ。ご加護がありますように、という意味。
2、
3人の王の名前のイニシャルを意味する。
Casper, Melchior und Balthasar
* カスパール Casper (没薬。将来の受難である死の象徴、老人の姿の賢者)
* メルキオール Melchior (黄金。王権の象徴、青年の姿の賢者)
* バルタザール Balthasar (乳香。神性の象徴、壮年の姿の賢者)