北海道の玄関口「新千歳空港」からは、札幌や小樽はもちろん、支笏湖や洞爺湖などの
観光地、さらに足を伸ばしてニセコを訪れる方もいらっしゃるでしょう。
新千歳空港からニセコまでは車でおよそ2時間ほど。国道276号を支笏湖を横目に、
東に向かうと、晴れていれば遠くからでも「羊蹄山」を見ることができます。
円錐形の独立した山は、道民には「蝦夷富士」の名前で親しまれ、北海道を代表する山と
いっても過言ではありません。日本百名山の一つにも数えられる「羊蹄山」は、
7月上旬から8月上旬には標高1,700m以上で100種類以上の高山植物が花を咲かせ、
130種以上の野鳥が生息。自然が原始のままに保護されるとともに、登山や自然観察などの
野外レクレーションに活用されています。
そんな北海道を代表する「羊蹄山」の麓に広がるリゾートが「ニセコ」です。
ざっくり「ニセコ」といってしまいますが、倶知安町とニセコ町、この2つの町にまたがる
エリアがニセコエリアです。アジア屈指のリゾートとして知られ、冬は世界中からニセコの
パウダースノーをもとめ、多くの人が訪れますが、夏もたくさんのアクティビティがあり、
美しいニセコの自然を満喫することができます。
「株式会社ニセコリゾート観光協会」の「松本竜太」さんに夏のニセコの魅力を
伺っていきます。