女満別空港から知床までは距離にして100キロ。国道334号を通って
およそ1時間半ほど。
知床が世界自然遺産に登録されたのは2005年のことです。
日本で3例目の世界自然遺産で、海から陸へとつながる生態系がわかりやすく
見られること、そして、希少な動植物の生息地になっていること。
さらに、保全していくための管理体制が整っていることが評価され、世界自然遺産に
登録されました。
そんな自然豊かな知床をどう守っていくか、知床が世界自然遺産であり続けるために、
適切に管理していくとも大切なんだそうです。
その価値をしっかり保つための取り組みが行われているかどうか世界遺産委員会の場で
チェックを受け続ける必要があり、適切に管理するために科学的な知見から行政への
助言を行う知床世界自然遺産地域科学委員会という組織があるそうです。
こうした科学者のアドバイスを受けながら、知床が世界自然遺産であり続けるために、
日々、いろいろな調査が行われ、課題と向き合っていく必要があるんですね。
そこに観光で訪れる私たちは、知床の自然のルールを守り、この豊かな知床の自然を
未来へと残していくことが大切なのではないでしょうか。
知床斜里町観光協会の「林典幸」さんに知床の魅力を伺っていきます。