Schloß Schönbrunn - シェーンブルン宮殿 見学コースご案内

26 - セレモニーの間


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マリア・テレジアの時代、セレモニーの間では、洗礼や婚礼など小規模の催し物が行われました。ここに飾られている一連の絵画は、マリア・テレジアの長男で後継者となったヨーゼフ皇太子の婚礼の模様を示すものです。花嫁は、ブルボン・パルマ家の姫君イザベラでした。この絵画シリーズには、マリア・テレジアの恐らく最も名高い肖像画も見られます。ブラバントの手編みレースを用いた高価なドレスを着けた女帝は「ヨーロッパのファースト・レディー」たる威厳と自信に満ちています。最大の絵画は、花嫁イザベラの豪華な馬車行列を描いたものです。98台の馬車による大規模な馬車行列に参加しているヨーロッパ各地の王侯貴族は、馬車の紋章から知ることることができます。ここでインペリアル・ツアー見学コースは終わります。シェーンブルン宮殿へお越しいただき、ありがとうございました。宮廷家具コレクションの所蔵品を展示する家具博物館や、皇帝の部屋見学コース、シシィ博物館、宮廷銀器コレクションをご覧いただけるホーフブルク王宮もぜひお訪ねください。詳細はインフォメーション・カウンターでご案内いたします。またのお越しをお待ちしております。* * * * *グランド・ツアーのお客さまは係員にチケットをお示しください。右の壁には、ホーフブルク王宮での祝宴や晩餐の様子が紹介されています。その向かい側の壁面には、アウグスティーナ教会での婚礼の式典と、ホーフブルク王宮レドゥーテンザールでのオペラ上演の様子が見られます。画面には、建築の細部、人物、服装、食卓調度に至るまで、極めて精密に描かれ、貴重な歴史的資料となっています。次の部屋への出口の手前では、画面の少年にご注目ください。これは、幼いモーツァルトです。彼は実際に婚礼の祝宴に招待されたわけではありません。当時はまだ4才で、ザルツブルクで暮らしていたからです。けれども、これらの大規模な絵画を制作するため数年を要し、その間にモーツァルトは神童としてヨーロッパ中に知られるようになりました。このため、小さな巨匠の姿も、後から描き加えられたのです。
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