二段ベッドの語らいラジオ

#29 吃音 ~0.5秒の沈黙を対話する~


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今回は兄まさとの吃音について二人で語らいました。
何か自分のコンプレックスを公言して、誰かに伝えることはエネルギーと勇気のいることだということを忘れてはいけないと思います。最近では性的マイノリティの人が当事者であることを周囲に伝えることを『カミングアウト』とよく言いますが、大仰しく言えば今回のお話はその類のものでした。僕の知らないことも多くありましたし、社会に顕在化されていないこともあったと思います。それを自分のラジオを通して社会に投げかけた彼の勇気に拍手をしたいですし、社会の一員として感謝したいです。
コミュニケーションは目的であり、それを達成するまでに人類は色んな手段を獲得したと思います。それは喋りであったり、文章であったり、表情であったり、ジェスチャーであったりすると思います。とりわけ、喋りはその中で最も身近で頻繁に使われていて、社会ではそれができるのが当然の営みのように扱われています。そこに陰りが差すことは日常の多くの場面で影が落とされることだと想像します。とりわけ、”コミュ力”というものが社会内でフューチャーされている今はなおさらにその影はくっきりと刻まれることになると思います。
ただし、僕ら人類が生み出してきたコミュ二ケーションの手段は喋りだけでなくて、多種多様であるということを忘れてはいけないと思います。そして、どんなに崩れたり、霞んでいるコミュニケーションの伝え方であっても、それを受け取ろうと、キャッチしようとするのが受け手の役目でありコミュニケーションの本質だと思うわけです。コミュニケーションの深淵さと面白さを感じた記事を載せておきます。(弟)
→ 吃音を抱えてどう生きるか――「コミュ力」が強調される社会で - Yahoo!ニュース
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