人類学者の目

#3 人類学的に生きる・働く―漁業の専門家と語りあう【ゲスト:鈴木允】


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【今回の内容】

 「私の中にある文化人類学的な見方や考え方を意識化する手伝いをしてほしい」という依頼/職業人類学者と人類学的に生きている人の違い/環境問題への関心、文化人類学への関心/学園祭ではゲルを建て、「おしん」上映会主催/なぜ築地で「せり人」になったか/ひょんなことから、ナイジェリアをフィールドに/ナイジェリアの大学で日本のことを問われ、日本の漁業について知らないことに気がついた/体験乗船に行こうとしたが…/あらためて、自分が漁業について知らないことに気がついた/漁師さんへ弟子入り/流通のことを知りたいと思ったが、学生として市場を調査することはあまり現実的に思えなかった/築地の水産卸売会社に就職へ/知りたい欲求と働くこと/「知りたい」というモチベーションでは働けない/黒子として立ち回ること/アジのせり人はかっこいい/スズキのせり人として知られるように/1年目は自分を客観的に観る余裕はなかった/会社を辞め大学院に入り、整理し直した/地理的な距離がないなら、時間的な距離がなければ語ることができない/自分のやっていることを振り返るとポジティブに捉えられるようになるのではないか/最近の人類学が向かおうとしているベクトルは、鈴木さんの活動なのではないか/同じ現場を違う立場でみることの重要性


【ゲスト】

鈴木允(すずきまこと)

おさかな小学校校長。漁師見習い、築地のセリ人、国際NGOを経て、2019年に独立。日本漁業認証サポート代表。日本サステナブルシーフード協会代表。

【出演】

比嘉夏子・水上優(メッシュワーク)

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