trkwとmiyaokaとiwagの3人で、ネット回線、本、映画、Mount & Bladeなどについて話しました。## Show Notes
シリコンバレー話
インターンで行ったらサンノゼは田舎でびっくり荒野とかあるカルトレインの駅に何もないでも、あれが世界のイノベーションの現場スタンフォード、門から本館までバスで 10 分アップル社の社員を見て、これがイノベーティブ!余裕があってめちゃかっこよく見えた5 年前くらいの時点でカルトレインの中でみんな kindle 使ってる本屋が無いマウンテンビューとか空が広いネット回線の話
自宅回線:バンクーバーは 5Mbps くらいなのに日本の NURO 光は 1000Mbpsスマホ回線:3G、LTE だと 1GB で 5000 円くらいする回線が貧弱なのに Netflix とか Hulu がある昔は遅いから RSS リーダーで取得しておいてオフラインで読む工夫をしていた地下鉄でもネット繋がるようになった新聞読んでる人ほとんど見ない。折りたたんで省スペースで読む技術が失われた昔読んだ SF 小説で電子社会のスナイパーがオフライン用に文庫本を持ち歩いてる描写を見た気がする本のある生活
本が生活に組み込まれた読書家の生き方は豊かに思える「本好きな書店員漫画」に出てくる「本好きな漫画家のエッセイ漫画」書店員 波山個間子 - 「COMIC it」吉野朔実は本が大好き | Amazon映画をちゃんと理解したくなった話
ネット漬けだったので、ネットから切り離された映画館に通った最初の 100 本くらいは義務で見たゲーム 1000 時間くらいやったときに、映画なら 500 本も見れてコスパよいのではと思った大抵の分野は 数千時間投資すると理解が生まれる普通は先に評判を見たりするけど、まずは何も知らずに自分で体験して後から確認するようにした古典名作は面白い
ブログで紹介されていたお勧めの古典小説をちゃんと読んでみた失われた時を求めて(1913-1927 マルセル・プルースト)アンナ・カレーニナ(1877 レフ・トルストイ)戦争と平和(1869 レフ・トルストイ)長いのでネットで茶化されるけど、読んでみたらめちゃくちゃ面白い小説は映画とは違っていくらでも長くすることができる。風俗や人生が描かれていてキャラクターと身近になれるあらすじを見て理解するのとは全然違う体験映画を見始めたタイミングで午前十時の映画祭というイベントがあってそれで網羅的に古典名作を見れたのが良かったアパートの鍵貸します(1960 ビリー・ワイルダー)三谷幸喜が監督の大ファンなので三谷作品好きなら確実作品同士のつながり夜は短し歩けよ乙女(2006 森見登美彦):古本市の神の話一本見ただけじゃ分からないものも、いろいろな作品を見ていくとあらゆる作品への繋がりが見出だせて与太話をしてしまう時代や文化がプロットされていく映画料金
バンクーバーに来て映画が安いのでカジュアルに見るようになったバンクーバーは 1100 円くらい、安いと 700 円。日本は定価 1800 円でも高い割に映画は盛況になった名画座で見るとセレクトされた二本立てだし安い。三本立てで 6 時間のときもある同じ映画を何回も見るムーブメント
アニメ映画の情報量は実写以上だと思う画面のすべてを人の手で描いているアニメに対し、役者を撮る実写アニメでいう作画すごい的なところは、実写だと演技力なのでは映画は白黒からカラーになったけど、白黒のほうが演技の仕草が捉えやすい演技のドラマ
街の灯(1931 チャールズ・チャップリン)ミュージカルへ移り変わった時代に、サイレント演劇でドラマ作りにこだわった何も知らずに見て、気づいたら綾波レイみたいに涙を流してた映画を見て本気で泣いたことが無かったので、泣けるときが来るまで映画を観ようと思っていたのが果たせたエンディングの消化しきれない余韻が良かった新海誠
君の名は。(2016 新海誠)飛行機内でみんな見てた。アニメだからつまらないと思ってたら感動しちゃった、という一般人鉄道マニアの父親も鉄道仲間に誘われて見に行っていたので、本当にメジャーなんだなと感じさせられたバンクーバーでもロングラン秒速好きからするとメジャーに振った感秒速 5 センチメートル(2007 新海誠)宇都宮線沿線に住んでた(訂正:高崎線 → 両毛線)秒速はチェーホフみたい桜の園(1903 アントン・チェーホフ)かもめ(1896 アントン・チェーホフ)クライマックスが無くて不思議な余韻がある余韻を大事にする描き方
いわゆるハリウッド映画だときちんと王道的なオチがついて終わるけど、ヨーロッパ映画は違うことが多いどうしてそうなったのか、この後どうなってしまうのか、というところで終わってしまう。その解釈を観客に考えさせる描き方など余韻っていいなあでもメジャーじゃないメジャーに振ってちゃんと売れる
BLAME!(1997-2003 弐瓶勉)シドニアの騎士(2009-2015 弐瓶勉)弐瓶勉も BLAME!はメジャーじゃなかったけど、シドニアの騎士ではベタな要素でメジャーに売れた秒速なんてウジウジしたロマンを求める男子しかターゲットじゃないAPI 納品Mount & Blade
ピコキャスで喋ってたときはプレイ時間 1000 時間だったけど 2000 時間に増えてる飽きてしばらくすると有志が面白い MOD を作ってるのでまたやってしまう基本は中世の騎士の合戦なのに、スターウォーズの戦争にする MOD とかもあるiwag は 120 時間くらいやったM&B やったことある人と会ったのは初かも?まあやらないだろうと思ってたら前の会社の人がやってたのでプレイしたシミュレーション的な納得感
中世ヨーロッパの騎兵戦闘ができるゲーム攻撃に物理的なスピードボーナスがつくというのが大きな特徴馬に乗ってすれ違いざまに斬りつけると速度に比例したダメージを与えられる。当たり前のようでいてこの手のゲームは少ないゲージや必殺技を使うゲームとは全く違うリアリズムそうしたアクション戦闘を支える箱庭世界騎乗弓を使う遊牧民族と戦ったら、モンゴル帝国の強さに納得した古代ローマはパルティアという遊牧国家にヒットアンドアウェイでボコボコにされた → パルティアンショット戦場マップの広さが無限だったら倒せないでも一番強いのは甲冑を着て槍で突撃する重騎士箱庭シミュレーションゲーム特にストーリーも、エンディングもないプレイヤー 1 人の状態から仲間を集めて傭兵団からやがて領主になる展開がベルセルクの鷹の団っぽくて面白い立ち上げを楽しむ
FTL、M&B もやりたいときに 1 からプレイできて、立ち上げのところが一番面白い蓄積してレベル上げたりするゲームのほうがメジャーだけど、だんだんしがらみが面倒になるリセット前提のローグライクは重くならずに遊べるけれど、M&B は立ち上げだけで 10 時間かかる城を手に入れて勝ちゲームになるともうあまりおもしろくないメジャー感
世界的にはどのくらいメジャーなのか、日本人はなんでそんなにやらないのか題材が親しみづらい。三国志とか戦国時代だったら日本の戦国時代 MOD もあるが、日本は置き盾で戦うので、剣と盾で戦うアクションゲームが楽しみづらい日本のゲームの要素として強いのはやはり美男美女のキャラクター。見るからに楽しい要素キャラとか全然無くて無個性。数が多いと当たり前に勝つキャラ性能がプレイヤー自身のゲームスキル💬おたより募集中
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