ミモリラジオ-自然の面白さを聴く

#39 北海道開拓とエゾオオカミ。「絶滅」を産んだ社会と自然〜日本のオオカミ編その4【ミモリラジオ】


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【日本のオオカミ編その4】日本のオオカミ観の変化 / 経済的損失と狂犬病 / 東北でのウマが被害を受ける / 狂犬病が次第に広がるようになる / オオカミが益獣から害獣へ / オオカミの賞金制度 / 天皇の巡幸の前にオオカミを積極的に狩った / 「新しい奇妙な病気」だった1730年代の狂犬病 / そして追い討ちになった「北海道開拓」 / お雇い外国人 / 畜産コンサルのエドウィン・ダン / 牛肉最高!畜産最高! / 羊を抱える札幌の像 / 牛肉を食べることが社会のスタンダードだった / 「敵はロシアでもアイヌでもなく、オオカミだ」 / アメリカで活発だったオオカミ狩り / オオカミ狩りの根拠「新約聖書」 / 開拓の中で、オオカミ狩りは不可欠だった / 「オオカミ&野犬 壊滅作戦」 / 牧場へのオオカミ被害はどれくらい? / 900頭の仔馬のうち600頭が食べられていた北海道の新冠 / 牧場になぜオオカミがやって来たのか / シカの大量狩猟による食糧不足 / 缶詰に火薬に漢方に。活発なシカ産業 / 積極的な狩りと大雪でシカが激減! / 北海道全体に広がっていたオオカミが、牧場に集中するように / ヒト VS オオカミへ / 根絶やしか、ウマ事業撤退か / オオカミ壊滅に腹を括ったエドウィン・ダン / 大量のストリキニーネで毒殺していく / カラスもハント!賞金制度 / オオカミ7円、ヒグマ5円 / オオカミの方がヒグマより高い! / ヒグマに比べてオオカミは売れなかったから、賞金を高くした / 日高地方アイヌのオオカミ神話を抹殺する意図 / 天皇から贈られた狩りの賞金 / オオカミをパートナーにする野生カラス / オオカミの食べ残しから、ヒトの食べ残しにシフトするカラス / 賞金制度と毒によって1900年前後にエゾオオカミは絶滅… / 天候不良と、これに伴うシカの激減も重なった / 生態学者チャールズ・エルトンの視点 / エルトン「人間の社会と経済は、自然の中にある」 / 生態系ピラミッドにおいて、ヒトとオオカミが同じ場所にいた / ジョナサン・ワイナー「生存競争のライバル争い論」 / 当時は「ウマを巡って争っていた」という一つの見方 / 次回「オオカミ再導入!復活プロジェクト」

【今回の写真】
オオカミ

木陰で休んでいます

今の日本では見られない光景です

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【出演】

・ノダカズキ(MIMORI代表, 自然観察家)

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・Andy(MIMORI, アーバニスト)

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Instagram: ⁠⁠⁠⁠@andy_mimori⁠⁠⁠⁠

 

【MIMORI】

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※収録に際しリサーチしておりますが、きままな自然トークのため厳密な考証は行なっておりません。  
※内容は諸説あります。


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