本とくらしと哲学と|明け方のエコール(l'école à l'aube)

#4 ソトのガクエンのプレゼミ(1日目)「國分功一郎『暇と退屈の倫理学』を読む」④:一輪のバラを楽しめることほど贅沢なことはない


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前回に引き続き、「現代思想コース(哲学的思考養成ゼミ)」のプレゼミの様子をお届けします。全体の感想について話し合う回としては今回が最終回です。


芸術作品を鑑賞するとき、その作品を取り巻く様々な情報や文脈を知っているほうが、より楽しむことができます。しかしそれは果たして芸術作品そのものを楽しんでいると言えるのでしょうか。たとえば、ゴッホについて何も知らず、しかし目の前にあるゴッホの「ひまわり」の複製画に感動し素晴らしいと思えるのなら、これほど贅沢な楽しみ方はありません。現代において、本当に楽しむとは、本当の贅沢とは何なのでしょうか?


【内容】バラを飾る/アレクサンドル・コジェーヴと伝統的な日本文化/茶道や華道は有閑階級のもの/バラの品種を知っているよりも、一輪のバラを楽しめる方が豊かでは?/鑑賞における文脈の有り無し/ゴッホの「ひまわり」の複製画を飾る/セザンヌの名前が出てこない/いかなる文脈もなしに作品を味わうことができるのか、できるとしてたらこれほど贅沢なことはない?/縄文時代の土器/必要性(機能性)と美/ウィリアム・モリス再び/全体の感想だけで2時間話しておりました/次回は第五章を一文ずつ読みながら議論しましょう。


【参加者】小林卓也(@ソトのガクエン)、ミサカさん、ムライさん、カザマさん


◎現代思想コース(哲学的思考養成ゼミ)の基礎ゼミ・古典読解ゼミの参加者を現在募集中です。

詳細については下記のnoteもしくはPeatixをご覧ください。

https://note.com/dehors_org/circle

https://dehors-org.peatix.com/

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