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#61 “正しい日本語”は必要なのか(ゲスト:川添愛・つやちゃん)


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YouTubeやPodcast、note、ZINEなどの登場により、誰もが自由に発信できる時代になりました。
発信のハードルが下がった“今”だからこそ、あらためて“正しい日本語”について考えてみたいと思います。

ゲストは、言葉を巧みに操る文筆家・つやちゃんさんと、「正しい日本語は存在しない」という立場の言語学者・川添愛さん。

「〇〇せざるを得ない」「慮る」など、気になってしまいがちな言い回しや、インターネットやポップカルチャーのなかで変化していく日本語も含め、“正しい日本語の必要性”を改めて考えます。

 

📝こんな話題でお話しています

正しい日本語を意識する瞬間は?/「ぶんひつか」or「ぶんぴつか」問題/間違った日本語を突っ込んでくるヤツ、嫌なヤツじゃない?/間違ってる日本語が市民権を得ている時の葛藤/気になっちゃう“誤用日本語軍団”/あえて問う“正しくない日本語”とは/誤用はなぜ起こるんだろう?/「課金」の矛盾/インターネットの発達に伴う日本語の変化/“草”の言語学的な面白さ/ポップカルチャーで日本語は変化した?/“ぱ行”はなぜ可愛いのか/いまの時代に求められる“正しい日本語”って?

 

⭐️ゲスト

川添愛さん
1973年生まれ。九州大学卒業後、同大学院にて博士号取得。大学および研究機関にて准教授を務めたのち、言語学や情報科学をテーマに執筆活動を行う。『白と黒のとびら オートマトンと形式言語をめぐる冒険』(東京大学出版会、2013)をはじめとした物語形式でコンピュータや数学世界を紐解く作品を多数出版。7月に新刊『「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方』(KADOKAWA)を発売。

つやちゃんさん
文筆家。音楽誌や文芸誌、ファッション誌などに寄稿。メディアでの企画プロデュースやアーティストのコンセプトメイキングなども多数。著書に、女性ラッパーの功績に光をあてた書籍『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(DU BOOKS)、『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』(アルテスパブリッシング)等

 

ディレクター:吉岡葵
編集:中本光

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