今週は「帯広空港」周辺エリアから「鹿追町」のおすすめ情報をお届けしていきます。
帯広空港から車でおよそ50分。広大な十勝平野を一望出来る町「鹿追町」。
大雪山国立公園唯一の自然湖「然別湖」は鹿追を代表する観光スポット。
然別火山群の噴火活動と然別湖の誕生と併せ、道内でも特に寒冷な気候が作り出した
特異な地形と生態系がある鹿追町は、町全域を範囲とするこのエリアは地球科学的な
価値があり、「とかち鹿追ジオパーク」に認定されています。
こうした自然環境を活かしたツーリズムや農業が取り組まれ、
その恵みを大切にするための教育も行われているんです。
標高810メートルに位置する然別湖は北海道で最も高い標高にある湖で「天空の湖」とも
呼ばれています。その透明度も国内有数で、カヌーに乗れば、湖の底にある岩や、
泳いでいる魚もはっきり見えるほど。また、宝石に例えられるミヤベイワナが生息する
自然湖としても有名です。
このミヤベイワナは、1万年前の火山活動によって陸封されたもので、厳しい自然環境の
影響を受けて、独自の進化を遂げた貴重な魚。特徴は高い体高と長い鰭(ヒレ)。
体の色は生息する場所によって、ブラウンバック、グリーンバック、ブルーバックと
変化に富んでいるそうです。
然別湖には他にも陸封型のサクラマスなど貴重な魚が数多く生息しています。
そんな然別湖では、一年に50日間のみフィッシングイベント
「グレートフィッシング然別湖」が世界基準の厳しいレギュレーションのもと2005年から
然別湖特別解禁として開催しています。この「グレートフィッシング然別湖」の
セカンドステージが9月16日金曜日から10月2日日曜日まで17日間開催されます。
1日50名限定の特別解禁。現在、先行予約の受付を行なっています。
詳しい情報は鹿追町観光協会のホームページをご覧ください。