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ギャスパー・ノエ監督『ヴォルテックス』(2021)を見たので今回もネタバレ全力疾走で話しています。(収録日:2023/12/09)
※前回『理想郷』の回の最後に次回予告としてM・ナイト・シャマラン監督『ノック 終末の訪問者』を取り上げると言っていましたが諸事情によりお蔵入りとしました🙇♀️
本作で「認知症」という単語が少なくとも日本語字幕では使われていない件で、あの夫婦が適切な医療を受けられていなかったのでは、と発言していますが、恐らく夫(ダリオ・アルジェント)は認知症を精神疾患であると誤認していて?、妻(フランソワーズ・ルブラン)が元精神科医であることもあって相談するための精神科医リストは作ったけど、実際に相談するには至れず(男性のケアの出来なさを描いている?)、認知症の適切な治療を受けられないばかりか、心臓病の薬は認知症を患っている妻が処方しているものである、ということなのでは?この描写は、親族以外の他人に頼ることが経済的にも精神的にも難しい高齢者が大勢いるという現実問題を描いていると思います。
【参考】
・監督インタビュー①
・監督インタビュー②
映画龍虎房へのメッセージはこちらのGoogleフォーム(https://forms.gle/j2kc5Lt2YBqYNb7Y6)からお願いします。
ギャスパー・ノエ監督『ヴォルテックス』(2021)を見たので今回もネタバレ全力疾走で話しています。(収録日:2023/12/09)
※前回『理想郷』の回の最後に次回予告としてM・ナイト・シャマラン監督『ノック 終末の訪問者』を取り上げると言っていましたが諸事情によりお蔵入りとしました🙇♀️
本作で「認知症」という単語が少なくとも日本語字幕では使われていない件で、あの夫婦が適切な医療を受けられていなかったのでは、と発言していますが、恐らく夫(ダリオ・アルジェント)は認知症を精神疾患であると誤認していて?、妻(フランソワーズ・ルブラン)が元精神科医であることもあって相談するための精神科医リストは作ったけど、実際に相談するには至れず(男性のケアの出来なさを描いている?)、認知症の適切な治療を受けられないばかりか、心臓病の薬は認知症を患っている妻が処方しているものである、ということなのでは?この描写は、親族以外の他人に頼ることが経済的にも精神的にも難しい高齢者が大勢いるという現実問題を描いていると思います。
【参考】
・監督インタビュー①
・監督インタビュー②
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