フレンチ・クラシック・カフェ

#81 フランスの作曲家は連弾がお好き?-ドビュッシー『小組曲』

02.17.2023 - By 笹川日仏財団Play

Download our free app to listen on your phone

Download on the App StoreGet it on Google Play

クロード・ドビュッシーの生家があるサン=ジェルマン=アン=レー(Saint-Germain-en-Laye)は、パリの西に位置し、1124年、ルイ6世によって最初の城塞が築かれてから1689年に国王ルイ14世がヴェルサイユに移り住むまで、王の居城であった由緒ある土地です。

しかし、父親の仕事の都合の他、パリ・コミューンに参加して捕らえられたりなど、家庭の事情でドビュッシーが8歳の頃には南仏カンヌの叔母の元で暮らすことになります。そこでの学校関係など初等教育の資料などもあまり残っておらず、後年、ドビュッシー本人もほとんど語らなかった、と。

そのような境遇は、その後のドビュッシーの人格形成に影響を及ぼさなかったのでしょうか.‥。

【出演】中田昌樹(指揮者)

【演奏】クロード・ドビュッシー作曲『小組曲』より「行列」 ピアノ/江澤隆行

    イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 ピアノ/江澤隆行

【提供】笹川日仏財団

More episodes from フレンチ・クラシック・カフェ