アルバム全曲解説

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アルバム全曲解説 episodes

  • Taylor Swift『1989』全曲解説 #3 他人の空白に書き込んだ、着こなしの歌『Style』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第14弾はTaylor Swift『1989』(2014)。第3回は3曲目『Style』。もとは別の作り手たちが自分たちのために作っていた歌のない曲で、そこにMax Martinと本人が言葉と旋律を書き入れました。夜のドライブのような冷たいギターと80年代風のシンセ。何度離れても流行遅れにならない恋を、装いにたとえる歌として、他人の目を自分の装いに変える描き直しの手つきを解説します。
    5 min
  • Taylor Swift『1989』全曲解説 #2 報道が描いた自分を、演じきる『Blank Space』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第14弾はTaylor Swift『1989』(2014)。第2回は2曲目『Blank Space』。7週連続で全米1位になり、自分の曲を自分の曲で1位から追い出した一曲です。次々に恋人を作っては歌で仕返しをする、という報道が描いた姿を、本人がわざと大げさに演じてみせる。隙間を残したMax MartinとShellbackの音と、ジョゼフ・カーンのミュージック・ビデオから、他人の描いた像を自分の作品に変える方法を解説します。
    5 min
  • Taylor Swift『1989』全曲解説 #1 カントリーを出て、新しい街に着く『Welcome to New York』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第14弾はTaylor Swift『1989』(2014)。新シリーズ開幕。カントリーの歌い手として出発した本人が「最初の正式なポップ・アルバム」と呼び、生まれ年を題名にした5枚目の作品です。2023年の再録音版との関係と、番組が2014年のオリジナル標準盤を扱う理由をお話ししたうえで、通し軸「他人に描かれた自分を、自分の手で描き直す」を示し、ニューヨーク移住から生まれた到着の歌『Welcome to New York』を解説します。
    6 min
  • Björk『Homogenic』全曲解説 #10【最終回】壊れたあとの地面で、愛を歌う『All Is Full of Love』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第13弾Björk『Homogenic』(1997)の最終回は、10曲目『All Is Full of Love』。スペインの山での孤独のあと、4月の朝の散歩で生まれた曲です。最後の最後に差し替えられた簡素なアルバム版と、Aphex Twinの映像でも知られるChris Cunninghamが撮った、機械の人形が愛し合うミュージック・ビデオ。全10曲を総括し、次シリーズ第14弾Taylor Swift『1989』(2014)の予告もお届けします。
    8 min
  • Björk『Homogenic』全曲解説 #9 最後の曲の前に、すべてを壊す『Pluto』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第13弾はBjörk『Homogenic』(1997)。第9回は9曲目『Pluto』。冥界の神の名を持つ、このアルバムの爆発的な頂点です。マラガでのMark Bellとの即興から生まれた、歪みきったビートと叫ぶ声。曲の成り立ちをめぐる見方には慎重に触れたうえで、最終曲の直前に置かれた破壊の意味を、壊され、そのたびに新しく作られてきたアイスランドの大地と重ねて解説します。
    5 min
  • Björk『Homogenic』全曲解説 #8 長い夜のあとの、目覚ましの音『Alarm Call』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第13弾はBjörk『Homogenic』(1997)。第8回は8曲目『Alarm Call』。怒り、反省、別れと続いたアルバムが、ここでぱっと目を覚まします。音楽には物事を変える力がある、と本人が語った、音楽で人を揺り起こす楽天的な歌です。跳ねるように進むビートと晴れやかな声を、噴火で生まれ冷えて固まった地面に差してくる、朝の光として聴きます。
    5 min
  • Björk『Homogenic』全曲解説 #7 噴火のあと、冷えて固まる地面『Immature』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第13弾はBjörk『Homogenic』(1997)。第7回は7曲目『Immature』。題名の「未熟」が向けられているのは、自分自身です。相手が自分の欠けたものを埋めてくれると思っていた、という、このアルバムでいちばん単純で無防備な言葉。それは同時に、相手への冷たい別れの言葉にもなっています。噴火のような前曲のあとに置かれた控えめな音を、溶岩が冷えて新しい地面になる時間として聴きます。
    5 min
  • Björk『Homogenic』全曲解説 #6 地面が噴き出す、いちばん怒っている曲『5 Years』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第13弾はBjörk『Homogenic』(1997)。第6回は6曲目『5 Years』。愛が欲しいと言いながら受け止めきれずに逃げる相手への、まっすぐな怒りの歌です。制作の最初期に作られ、強い歪みのかかったざらつく太鼓と、金属のような打楽器が声を切り裂く。火山の土地を鳴らしてきたビートが、とうとう噴火する一曲として、前回の祈りの歌との対比から解説します。
    5 min
  • Björk『Homogenic』全曲解説 #5 祈りとして書かれた、光と繭の歌『All Neon Like』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第13弾はBjörk『Homogenic』(1997)。第5回は5曲目『All Neon Like』。歌詞のもとは、1996年に雑誌に載せた「テクノの祈り」という詩でした。光で照らし、糸を紡いで繭のように相手を包む、祈りのような行為が並ぶ歌です。最初の1分近く声だけが空間を満たす長い前置き、遠くで脈打つビート、のちの『Vespertine』へつながる繭のイメージを解説します。
    5 min
  • Björk『Homogenic』全曲解説 #4 森を出た女性と、自分を書く本『Bachelorette』
    海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りするポッドキャスト。第13弾はBjörk『Homogenic』(1997)。第4回は4曲目『Bachelorette』。本人が「イゾベルが都会へ行く話」と説明した、森の女性が都会へ向かう物語の歌です。劇場の幕開けのような弦に、ティンパニやアコーディオン、アルプホルンまで加わる劇的な一曲。ミシェル・ゴンドリーが撮った、自分で自分を書き、最後には消していく本の映像とあわせて、故郷を出た物語が地面へ還る構図を解説します。
    5 min

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海外アーティストの名盤を1曲ずつ深掘りする音楽解説ポッドキャスト。制作背景・歌詞のテーマ・音楽的な仕掛けを、1曲まるごと語り尽くします。