ゆるっと朝鮮戦争体験記

爆弾が落ちた日に、母は6歳だった──朝鮮戦争、避難のはじまり【朝鮮戦争の記憶⑴】


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「ゆるっと朝鮮戦争体験記【旧:81歳女の無駄話】」

朝、空が裂けた。家の近くに爆弾が落ちた。

81歳の母が語る、戦争の始まりと避難の記憶。

1950年6月25日、朝鮮戦争勃発。
6歳だった母は、兄たちとはぐれ、両親と幼い弟の4人で家を出る。
行き先もわからないまま、ただ泣きながら歩いた避難の道。
「破片が飛んでくるのが見えた」「朝から晩まで泣いていた」
――それは、忘れようにも忘れられない記憶だった。

裕福だった家、よちよち歩きで受けた火傷、突然の爆撃、別れ、そして逃避行。

今だから語れる、あのときの母の心の中。

シリーズ第1回。

これは“歴史”じゃない、“家族の話”です。

これまでの無駄話から離れ、母の戦争の記憶、人生の記憶も語っていきます。

もちろん、これまで通り他愛のない母との無駄話も続けてき行きますが、
隔週で、朝鮮戦争を母はどう生き抜いたのか日本でどう生きてきたのかも語っていきます。

◎「ゆるっと朝鮮戦争体験記【旧:81歳女の無駄話】」◎

81歳の慈母と、その愚息41歳が、日本の片隅で日々のこと、過去のこと、どうでもいいことを話します。 初回は慈母や慈父の自己紹介をば、少しだけ。

また、最後の最後には番組の趣旨や今後の進め方について、少し真面目にお話ししています。 母の若い頃の話、朝鮮戦争体験、夫(私の父)のことなども、少しずつ、少しずつ。 日本のどこかから、記録と記憶を込めてお送りします。

【「ゆるっと朝鮮戦争体験記【旧:81歳女の無駄話】」 📻毎週土曜日朝8時配信】

※音量が少し小さかったので7月25日に調節しました。

※また途中から別の配信音源に変わっていました。こちらのミスです。8月1日に修正しました。申し訳ありませんでした。

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