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本屋が詣でる本屋が鳥取にあった——『町の本屋という物語』(作品社)編者・三砂慶明さんインタビュー


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「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。

【取り扱い書店】

以下の書店ほか全国の書店でご購入いただけます。

本屋lighthouse

本屋itoito

カクカクブックス

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本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)

https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03キャンペーンコード:TBCUCNM

【書籍について】

奈良敏行著/三砂慶明編 『町の本屋という物語』(作品社)

2420円(2200円+税)|2024年3月5日発売

本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。

本屋「Title」店主・辻山良雄さん推薦!

鳥取の定有堂書店は、いかにして地域の文化拠点となり、日本中から本好きや書店員が足を運ぶ「聖地」となっていったのか。名店の店主が折に触れつづった言葉から、その軌跡が立ち現れる。〈本の力〉が疑われる今まさに、手に取るべき一冊。

 鳥取に根を下ろし、一から自分の仕事を作りあげてきた奈良さんの言葉には、時代と地域を超えた普遍がある。それはとてもシンプルなことで、「本が好き、人が好き」。いつの時代も定有堂書店は本と人とのあいだにあり、そうした素朴なスピリットが、その店を全国から人が集う「聖地」たらしめたのだ。

 いま、本の力を疑いはじめた人にこそ読んでほしい。本は、本屋は、これからも大丈夫――そのように思わせてくれる一冊である。

本屋「Title」店主・辻山良雄

 人生のあるとき、立身して生きるか、それとも「自分らしく生きるか」の岐路に立つ。でも自分らしく生きるには才能がいる。芸術家なんかそうですよね。私は本が好きなだけで才能もない。でも好きな本からは遠ざかりたくない。そんな時、「本を商う」という選択肢があったことがとてもうれしい。

「小さな商い」はとてもビューティフルなものだ。ここが始まりで、ここが終わりという性質の、ささやかだが至福の場所なのだ。(本書「本屋の学校」より)

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【動画の目次】

00:00 本屋が詣でる本屋が鳥取にあった

08:20 定有堂 奈良さん43年間の思い

15:07 定有堂が作った唯一の本『伝えたいこと』

21:15 『BRUTUS』の特集で定有堂を知る

27:49 まずは“はじめに”を読んでほしい

【本日のゲスト】

三砂慶明

1982年生まれ。「読書室」主宰。株式会社工作社などを経て、梅田 蔦屋書店の立ち上げから参加。著書に『千年の読書』(誠文堂新光社)、編著書に『本屋という仕事』がある。

【クレジット】

配信日:2024年3月5日(火) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。



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