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ボキャブラリーを更新すること——『人類の会話のための哲学 ローティと21世紀のプラグマティズム』(よはく舎)著者・朱 喜哲さんとよはく舎代表/編集者・小林えみさん インタビュー


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「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。

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【書籍について】

朱 喜哲(ちゅ ひちょる)著 『人類の会話のための哲学 ローティと21世紀のプラグマティズム』(よはく舎)

¥4,180(3,800円+税)|2024年2月26日発売

「ローティという不世出の哲学者を、〈人類の会話〉の守護者であろうとし続けた人物として再発見する。」朱喜哲は、混沌とした現在の日本・世界でローティが注目されるべき意味を鮮やかに記した。

古代ギリシア以来の伝統につらなる哲学を筆頭として「唯一の真正な声」を求める営みは、ひとびとの小さな声をつぐませる。

「雑多で多様な複数の声たち」、その会話こそが人類が豊かに暮らす希望ではないか。

哲学者ローティは多くの批判を引き受けながら、その声たちを守ることこそを哲学の任務として引き受けた。

本書は、第一部はミサック、第二部はセラーズ、第三部はブランダムを中心的に扱うことで、先行研究から後世の視点も含め包括的なローティ像を描き出している。

また、同時に現代的な意義、政治や社会の状況に対してどのように参照しうるのかを明らかにした。

こうしてローティの思想を中心にプラグマティズムの意義を明らかにしていくことで、本書は古典から未来へ繋がる哲学の姿をも希望をもって浮かび上がらせる。

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【動画の目次】

00:00 『ボキャブラリーを更新すること』

09:34 本の内容について

17:27 哲学に残されたやるべき仕事

21:53 哲学を学ぶモチベーション

24:34 読者像

【本日のゲスト】

朱 喜哲(ちゅ ひちょる)/哲学者

哲学者。1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。企業に勤務しながら大阪大学招へい教員も務める。著書に『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす』等。

小林えみ/よはく舎代表

1978年生まれ。出版社・よはく舎を立ち上げ、朱喜哲さんの書籍や高木駿『カント『判断力批判』入門』等の書籍を刊行している

【クレジット】

配信日:2024年2月26日(月) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

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