[composition] 2024年に計画している個展コンサートで演奏して頂こうと思って書いた曲の一つ。
[プログラム・ノート]
タンゴと言ってもピアソラしか聴かないのだが、そこにあるストレートな感傷性や切っ先の鋭い情熱、一種の尊さとして聳える大衆性には、いつも憧れを持っている。明瞭な感情の表出の直接さは、クラシックではチャイコフスキーやラフマニノフの特徴に通じるものもあるかもしれないと思う。
ヴァイオリンの山本泰子さんが所属するタンゴ・グループ「Cuatro Especias」のライブ演奏を動画で聴いて感銘を受け、久しぶりにタンゴを書く気になった。
人に自然と愛され、歓談...