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「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。
【取り扱い書店】
本書は本屋lighthouse、全国の書店でご購入いただけます。
※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。
また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。
本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03
キャンペーンコード:TBCUCNM
【書籍について】
著者:カール・L・ハート 監修:松本俊彦 訳者:片山宗紀
『薬物戦争の終焉』(みすず書房)
3,960円(3,600円+税)|2025年5月12日発売
2022年10月、米国のバイデン大統領はそれまでの大麻規制政策の誤りを認め、政策の抜本的改革を表明した。1971年にニクソン大統領が薬物規制の取り組みをして「薬物戦争」と呼んでから半世紀、米国の薬物政策は転換期を迎えている。
コロンビア大学で依存症を中心とした研究に従事する著者が本書で主張する政策は、自律した大人の薬物の娯楽的使用を合法化すること、薬物の正しい知識を政府が市民に提供することだ。著者は自身の使用経験も赤裸々に語りながら、薬物の本当の効果、健康被害を防ぐ安全な使用法、薬物の娯楽的使用のメリットを丹念に説明していく。
そして、健康被害だけでなく、薬物戦争にはもうひとつ深刻な問題がある。違法薬物の使用経験率に人種間の偏りはないにもかかわらず、逮捕され、投獄される人々は黒人や有色人種が圧倒的に多いのだ。彼らはきまって貧困地域に暮らし、逮捕や服役によってさらなる社会的弱者へと追いやられる。米国の薬物政策の歴史は、こうした人種差別や制度的暴力を、国家ぐるみで黙認してきた悲劇の歴史なのだ。
なぜ、かくも差別的な厳罰主義が横行してきたのか――黒人であり、ヘロインユーザーである神経科学者が、実体験も交えてその構造的な問題を多角的に解き明かし、違法薬物をめぐる神話を解体する。
カール・L・ハート/コロンビア大学心理学部・精神医学部教授
依存症を中心とする神経科学の研究に従事し、数多くの科学論文、一般向けの論考を発表している。
【番組を気に入ってくださった方へ】
以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。
・本チャンネルのX(旧Twitter)
https://x.com/book_channel_
・内沼のX(旧Twitter)
https://twitter.com/numabooks
・内沼のInstagram
https://www.instagram.com/numabooks/
・番組Discord
https://discord.com/channels/1120533441964933211/1124254419677085808
【出版社のみなさまへ】
紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
【動画の目次】
00:00 『薬物戦争の終焉』
05:23 薬物にまつわるスティグマ
10:24 米国の薬物政策の歴史 人種差別や制度的暴力
18:21 「ダメ。ゼッタイ。」教育により築かれた偏った認識
27:40 共感や想像力と共に 自分自身に問う
【本日のゲスト】
松本俊彦/精神科医
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長
片山宗紀/公認心理師・臨床心理士
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部研究員
【本日のインタビュアー】
関口竜平/本屋lighthouse店主
1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。
https://books-lighthouse.com/
【クレジット】
配信日:2025年5月13日(火)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:久木田友希
テロップ校正:遠藤悠莉
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)
ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。
「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。
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本書は本屋lighthouse、全国の書店でご購入いただけます。
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また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。
本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03
キャンペーンコード:TBCUCNM
【書籍について】
著者:カール・L・ハート 監修:松本俊彦 訳者:片山宗紀
『薬物戦争の終焉』(みすず書房)
3,960円(3,600円+税)|2025年5月12日発売
2022年10月、米国のバイデン大統領はそれまでの大麻規制政策の誤りを認め、政策の抜本的改革を表明した。1971年にニクソン大統領が薬物規制の取り組みをして「薬物戦争」と呼んでから半世紀、米国の薬物政策は転換期を迎えている。
コロンビア大学で依存症を中心とした研究に従事する著者が本書で主張する政策は、自律した大人の薬物の娯楽的使用を合法化すること、薬物の正しい知識を政府が市民に提供することだ。著者は自身の使用経験も赤裸々に語りながら、薬物の本当の効果、健康被害を防ぐ安全な使用法、薬物の娯楽的使用のメリットを丹念に説明していく。
そして、健康被害だけでなく、薬物戦争にはもうひとつ深刻な問題がある。違法薬物の使用経験率に人種間の偏りはないにもかかわらず、逮捕され、投獄される人々は黒人や有色人種が圧倒的に多いのだ。彼らはきまって貧困地域に暮らし、逮捕や服役によってさらなる社会的弱者へと追いやられる。米国の薬物政策の歴史は、こうした人種差別や制度的暴力を、国家ぐるみで黙認してきた悲劇の歴史なのだ。
なぜ、かくも差別的な厳罰主義が横行してきたのか――黒人であり、ヘロインユーザーである神経科学者が、実体験も交えてその構造的な問題を多角的に解き明かし、違法薬物をめぐる神話を解体する。
カール・L・ハート/コロンビア大学心理学部・精神医学部教授
依存症を中心とする神経科学の研究に従事し、数多くの科学論文、一般向けの論考を発表している。
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【動画の目次】
00:00 『薬物戦争の終焉』
05:23 薬物にまつわるスティグマ
10:24 米国の薬物政策の歴史 人種差別や制度的暴力
18:21 「ダメ。ゼッタイ。」教育により築かれた偏った認識
27:40 共感や想像力と共に 自分自身に問う
【本日のゲスト】
松本俊彦/精神科医
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長
片山宗紀/公認心理師・臨床心理士
国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部研究員
【本日のインタビュアー】
関口竜平/本屋lighthouse店主
1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。
https://books-lighthouse.com/
【クレジット】
配信日:2025年5月13日(火)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:久木田友希
テロップ校正:遠藤悠莉
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)
ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。