ドンクサオの「1年育休」体験記

Day93  【4歳児と2人でお出かけ】上野動物園の看板役者はツチブタだ!


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上野動物園を楽しむ秘訣はパンダを無視すること

上野動物園と多摩動物園で動物が被らないようにしている
夜行性動物を展示する「夜の森」
小獣館の地下にいたアングラの帝王

この番組は、2022年8月から1年間の育休を取得中のドンクサオが育休中に起こる様々なことをお話しする番組です。男性育休を検討されている人にとって役立つ情報を発信したり。日々育児に奮闘しているパパ・ママが、こんなヤツもいるんだなと笑えるお話をしていければと思っております。

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ビジネスコントpodcast:ニューエコノミックアニマルズ


【書き起こし】
こんにちは、ドンクサオです。

先日、4歳の長男と上野動物園に行ってきました。

我が家は割と動物園好きでして。

南紀白浜アドヴェンチャーワールドにも行きましたし。

多摩動物園にも、ズーラシアにも、5〜6回ずつ行ってるのですが。

上野動物園は、コロナ中、とにかく入場規制が厳しかったので。

1回も行ったことがありませんでした。

私は東京出身なのですが。なんなら、人生で1回も行ったことがなかったかもしれません。

ふと調べてみたら、入場規制もなくなっていて。普通に入れそうだったので。

満を持して、行ってきました。

上野動物園といえば、パンダですよね。

今年はちょうどランランとカンカンが日本に来て50周年ということで。

上野駅降りた瞬間から、パンダパンダしてました。

ただし。考えてみてください。

4歳児が動物園で遊べる時間が、だいたい5時間として。

パンダに並ぶのが1時間だとすると。20%の時間をパンダ待ちに費やすことになる。

しかも、ワンオペで4歳の少年と1時間じっと待つ、というのは。

これは、もう。誰も得しません。

「上野動物園を楽しむ秘訣は、パンダを無視することだ。」私はそう思うのです。

なので、行きの電車の中でずーっと、

「パンダは、アドヴェンチャーワールドで7頭見たでしょ。これ、3年分みたから。今年は、見なくて良いんだよ。」

と洗脳していきました。

ただ、園内に入ると、真っ直ぐの動線上にパンダ行列があって。

みんな吸い込まれていくので。

洗脳なんて、すぐ解けてパンダ!パンダ!言い出します。

そこを、スッと抱き上げて、ゴリラ行こう。ゴリラ、ゴリラ、ゴリラ。

とかき消すように囁きながら。決して振り返らず、早歩きで歩いて。

一山超えたゴリラ館まで運んでいきました。

これほど鉄の意志を持った私でさえも。

せっかくだから・・。なんて、一瞬思っちゃいましたからね。パンダの魔力、恐ろしいです。

パパ友、ママ友と一緒に上野動物園に行く時は。

パンダに対する考え方を事前によ〜く擦り合わせておく必要があるな、と思いました。

というわけで、パンダ抜きの上野動物園となったのですが。これが、非常に良かったです。

全然知らなかったのですが。

上野動物園と多摩動物園で、動物をなるべく被らないようにしているんですね。

例えばゴリラは、上野にはいるけど、多摩にはいない。

逆にチンパンジーは、多摩にはいるけど、上野にはいない。

上野に来たことがない故に、意外と見たことなかった、という動物。

例えば、カバとか。めちゃくちゃデカいワニとか。

そういうのに会えて、嬉しかったですね。

中でも良かったのが。夜行性の動物を展示する、夜の森、という部屋です。

真っ暗なので。最初は全然見えないんですけど。

だんだん目が慣れて来ると、

セイザンコウとか。スンダスローロリスとか。

そういった小動物がゆっくり動いているのが見える。

あ!いた!みたいな。

奥に行くと、大量のコウモリがバッサバッサ蠢いている箱があって。

フランケンシュタインが目覚める中世の城、みたいな感じになってるんですね。

気持ちが良いか、悪いか、でいうと悪いんですけど。

まぁ、それはそれで、いいね!ということで。

妖怪好きの息子と一緒に見入ってしまいました

で、もう1つ。小獣館という小さい哺乳類が展示されている建物があって。

そこの地下が、これもまた、暗闇になっているんですね。

夜行性のネズミ、とか、さる、とか。モモンガとか。

あと、やっぱりコウモリとか。そういう奴らが蠢いている。

1番奥に。薄暗い赤い照明が付いているゾーンがあって。

そこだけ、誰もお客さんがいなかったんです。

あれ?あそこ何がいるんだろう?と思って近づいてみたら。

2頭のツチブタが、ぐるぐるぐるぐるひたすら歩いている。

ツチブタっていうのは、見た目はブタとよく似てるけど。ブタとは全く関係のない。

アリを食べるために長く伸びた鼻を持つ珍獣です。

そいつが、夜行性動物の親玉、みたいなポジションで、

赤い照明の中ウロウロしている。

これが、なんか、すごいアングラ感があって。

大駱駝艦の全身白塗りの麿赤兒ですか?みたいな感じで。

私と長男の二人でじーっと見入ってしまいました。

単に夜行性だから、そこに展示しているだけ、だとは思うのですが。

なんかすごい見たなぁ、という感じがしました。

ということで。

パンダを無視しても、上野は十分楽しめる、ということで。

今は気候も最高なので。ツチブタ目当てに、遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

それでは、また次回。

ドンクサオでした。

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ドンクサオの「1年育休」体験記By ドンクサオ