【第250回】DX番外編:「スパコン世界一の富嶽にみる」日本は世界最高を作る技術がある、だからと言って世界一になれるわけではない。日本の理化学研究所と富士通が共同開発した「富岳」は2020年、スパコンの計算速度等を競う世界ランキングで2期連続の王座に就きました。とても素晴らしいことだと思います。膨大な開発資金、そして大規模な設計チームの並み外れた頭脳と集中力が求められるスパコン・プロジェクトは、その国の経済力や科学技術力など国力を反映すると言われています。世界一は自負しても良い事ですし、自動車や電子機器においてもメイド・イン・ジャパンが良かった時代もありました。しかし、日本は昔からものづくりにおいて、高品質な製品や部品を数多く作ってきましたが、サービスというもので世界に出ていっているものはそんなに多くありません。コンピュータ、人工知能の処理能力でGAFAも追い越せるかもしれませんが、サービスで追い越せるわけではありません。つづきは音声配信でお楽しみください!参考:「富岳」の正体① 富岳のAI処理能力でGAFAも追い越せるhttps://chuokoron.jp/series/116973.html「GAFA」https://mba.globis.ac.jp...
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