高校3年生の有栖(アリス)良平は、優秀な弟と比較され続け鬱々とした日々を送っていた。
やりきれない日常に苛立つ有栖は、悪友の苅部(カルベ)や張太(チョータ)と深夜の街をブラついていると街は突然巨大な花火に包まれ、気づけば周囲の街は無人と化してしまった。
そこは、様々な「げぇむ」をクリアしなければ生き残ることができない“今際の国”だった
そこで、ふらりと入った神社で告げられた「げぇむ」に挑むことになる!
全く事情が飲み込めない彼らの元に次々と理不尽なゲームが襲いかかってくる。
一歩誤れば命が奪われる理不尽な難題の数々を前に、アリスの眠っていた能力が目覚め始める…。
#今際の国のアリス #麻生羽呂