▼The Final
斎藤は志々雄に甲鉄艦を売った中国大陸の裏社会を牛耳る武器商人を横浜駅で逮捕するも、日本と大清帝国間の領事裁判権のために武器商人は釈放されることになる。その武器商人・雪代縁は姉を殺害した剣心に恨みを持つ義弟であった。
明治政府は縁の動向を探る為、かつて志々雄一派の「十本刀」の一人として剣心と戦った沢下条張を密偵として送り込むが、斎藤は剣心に敗れた志々雄をあっさりと見限った張が、再び"裏切り"に走るのではないかと不信感を募らせていた。
▼The Beginning
これは幕末の時代、緋村剣心が"人斬り抜刀斎"と呼ばれていた頃の物語。
長州藩の志士で倒幕派の暗殺者〝人斬り抜刀斎〟として怖れられた緋村剣心は、ある日の夜の居酒屋で、雪代巴という女性と出会う。剣心は二人組の酔っ払いが巴に絡むのを制止するが、店の外で突然襲ってきた男を斬る現場を巴に目撃され、彼女を監視するために一緒に暮らすこととなる。
#るろうに剣心最終章 #和月伸宏