ア・ピース・オブ・読書

第3回 読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界【後編】


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和歌山県南紀白浜、白浜町にある小さな、でもとっても豊かで――暮らしにまつわる本、生きものたちの本、美術書などが違和感なく並ぶ素敵な書店、「ivory books(アイボリーブックス)」。

同店店主・中村美帆子さんと津森ソトの二人で「読む探鳥会―あるいは、本で愉しむ野鳥や生きものたちの世界」と題して、「人間は人間のことばかり書きすぎ、読みすぎ! もっと鳥たちや、生きものの本の話をしよう」というテーマで、Back to Backで生きものにまつわる本を紹介します。2回にわたるシリーズの後編。 


 ・バードウォッチングの専門誌(しかも月刊)。 

・屋久島の出版社による「旅のドキュメントマガジン」。

 ・本は何回も読み返す派。

 ・智恵子の「チ」はチドリの「チ」。 

・人間の向こうにいるものたちの世界――妖精から幻想文学、コミックまで。

 ・烏骨鶏の鋭い爪。

 ・デヴィッド・ボウイがゴブリン!? 

・メンフクロウ繋がり。 

・本好き・かつ・鳥好き、でなければ出逢わなかった本。

 ・実在する「ペリット社」。

 ・虫嫌いに激推しする、虫が好きになる「虫マンガ」。  


【紹介した本(一部映画も)】 

津森ソト

・月刊『Birder(バーダー)』(文一総合出版)
・鳥飼否宇『とり研の空とぶ事件簿』(ポプラ文庫)
・叶内卓哉『くらべてわかる野鳥 文庫版』(ヤマケイ文庫、※電子版あり)
・W・B・イエイツ編『ケルト妖精物語』(ちくま文庫)
・山尾悠子『飛ぶ孔雀』(文春文庫)


  中村美帆子(ivory books店主)

・高村光太郎『智恵子抄』(新潮文庫)
・手塚治虫『鳥人体系』(講談社コミッククリエイト)
・諸星大二郎『私家版鳥類図譜』『私家版魚類図譜』(講談社)
・映画『ラビリンス/魔王の迷宮』Labyrinth(1986年、アメリカ)
・Brian Froud『The Goblins of Labyrinth』(Harry N. Abrams)※洋書。上記映画のコンセプトアート集。 


 【ivory booksの棚から】

・『SAUNTER Magazine(サウンターマガジン)』(Kilty BOOKS)
・川上和人『鳥肉以上、鳥学未満。』(岩波書店)
・秋山あゆ子『虫けら様』(ちくま文庫)、『改訂版 こんちゅう稼業』(青林工藝舎)
・著/小宮輝之、絵/倉内渚『366日の誕生鳥辞典 世界の美しい鳥』(いろは出版)  


※白浜町・アイボリーブックスにて、2022/10/24収録 


  【ウェブサイト】

※津森ソト「ソトブログ」|https://www.sotoblog.com/
※ivory books(アイボリーブックス)|https://ivorybooks.jp/


※OP/ED Music by スギーリトルバード(「ソングバードのテーマ」「ソングバードのテーマ(リプライズ)」 

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ア・ピース・オブ・読書By 津森ソト