深夜の移動式スタジオから、ヘロヘロのくちゃくちゃな状態で泣き言をお届け。でも、なんか、これしかないのかも。何事も葛藤するしかない、と思ってきたけれど、「複雑性」とか「一筋縄ではいかない」とか、マニュアルにできない、いつも違う、いつでも変わる…楽になりたいからと開き直ってはいけないけれど、自分を叩きのめすほど悩めと言う訳じゃなくて、ある程度自分の生活も守りながら、それでも社会に、世界に目を向けること…「ちょうどいい」は難しいけれど、「自分にとってのちょうどいい塩梅はこれなの!もうこれ以上もこれ以下も無理なの!!!!」と決めつけて目を瞑り、耳を塞ぐのでなくて、その時々で、「地点」をずらして、自分と誰かのバランスとか、社会と世界のバランスとか、そういうものにも目を向けて、耳を傾けていこうよと、バカデカ主語で人々を巻き込んでみたけれど、世界は「一は全、全は一」個人あっての全体、全体あっての個人なのだから。自分さえ、自分と自分の仲良しの人たちだけ幸せならいい、とTHE ZONE OF INTERESTに閉じ籠る方が簡単かもしれないけれど、のたうちまわりながら、隣の人も、その隣の人も幸せであってほしいと願うだけでも、もしかしたら、いつかの何かの「選択」が変わるかもしれない。ヘロヘロが「アウシュビッツは私のことなんですよ…!(半泣き)」と言っているが、それは、ヘスでもあり、ヘスの妻でもあり、そしてユダヤ人でもあり得る。そして私は、ヘス側になってしまうことの方が恐ろしい。ここまで読んでくださった方がどれだけいるかわかりませんが(長々お付き合いありがとうございます。ここってこんなに長文書いていいんですね)、百聞は一見にしかず、ぜひ、映画、ご覧ください。