この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。
今回も、株式会社こえラボ代表取締役で、ポッドキャスト番組などの音声配信コンテンツのプロデュースなどをされておられる、岡田正宏さんをゲストにお招きし、岡田さんの新刊、「ポッドキャストマーケティング」の内容についてお伺いしていきます。
今回は、音声メディアの特徴についてお伺いします。
岡田さんによれば、最近は、動画配信の人気が高まっているそうです。
その理由は、視覚的に伝えることで、視聴者に多くの情報を素早く伝えることができるからだそうです。
しかし、動画を作成するには、視覚的な素材を用意したり、収録会場や出演者の衣装の準備をする必要があるほか、編集作業も比較的労力がかかるそうです。
また、ブログやメールマガジンなどの文字での情報発信は、文章を書くことが苦手な人などにとっては、負担が大きいと考えられるそうです。
それに比較して、音声媒体による情報発信は、比較的労力が低く、着手しやすい方法だということです。
さらに、音声媒体の情報発信は、他の方法と比較して少ないので、配信を始めたばかりの人でも、目立ちやすいそうです。
そして、岡田さんによれば、士業や講師などの、無形の情報を商品にしている事業には、その内容を伝えるときに、商品がもともと目に見えないので、視覚的な媒体よりも音声媒体の方が向いているということです。
また、動画を編集し、途中を削除すると、話している人物の顔の位置がずれたりして、見にくくなることがありますが、音声の場合、編集で途中を削除しても、聴く側には気づきにくいという特徴があるということです。
最後に、動画は、再生中は、視聴している側は、ほかのことができませんが、音声は、聴く側は、ほかの仕事をしていたり、移動していたりするときも、耳が空いていれば聴くことができるので、再生される機会が多いということです。
したがって、岡田さんは、これらの特徴のある音声メディアの活用をお薦めするということです。